父親。


もうわけがわからない。


水曜日はレクリエーションの日らしい。


歌を歌い、おやつを食べ(前回持って行った煎餅だった)、饅頭をやり、親戚のおじさんに電話をかけさせた。


いつもテレカ1000円くらい平気で使う。


携帯?
匂いがつくし、いくら使われるかわからないから貸したくない。


電話は父親のいるフロアにはない。


ガタガタ音を立てそうな父親を伴って移動する。その遅いこと。


どこになにがあるのか理解できていない。電話もトイレもあさっての方向に行こうとする。


しかも動けないのだ。


時間がかかって、もう母親のところへは行けない。


おじさんはインフルエンザで入院していた。
そのことを咀嚼するのにまた時間のかかること。





正直構ってられない。
時間がないのだ。





母親は「ての字まゆ」
「て」を横に倒したような眉をしている。


心細いのだろう



でも、行けない。


行ってももう晩ご飯だ。




時間の経過についていけない親

もう1日仕事では済まない、見舞い