多弁な老人父親は、いつも母親に話しかけていた。どうでもいい話だ。自分の都合ばかりの話だ。母親がいない今、見舞いに行くとこれの犠牲になる。老人の戯言だ。バスの時間があるので、いつも15分くらいで帰る。話をぶったぎって。父親は、話足りなそうだ。あんたはいいんだよ。