絶対に違う看護婦さんも、見舞いに来る人も、母親は私が「わかっている」と言う。絶対に違う。わかってなんかいない。しゃべるけど、話すけど、わかってなんかいない。接している私が一番わかる。母親は、もう、世界が闇なのだ。父親との、この差。