私は必死で父母の面倒をみている。
よく働く家政婦のごとく、1から10まで面倒をみている。
親戚、知り合い、公共機関、私的機関、あらゆるところに相談して呆けの面倒をみている。
転ばぬ先の杖、やってしまったことの尻拭い、すぐにヒステリーを起こす呆けの相手、認知症になった時の世話、やれることはすべてやっている。
その父親の私への文句。
「でしゃばり」「干渉しすぎ」
私の立場は…?
大学をでてから30年近く、何の親の面倒もみないくせに、おまけに「鬱陶しいから電話かけてくるな」という兄達の方が、頼りになるらしい。
10年以上あらゆる面倒をみてきた私は、かえって邪魔らしい。
なら、家を出ようと思った。
カレとケンカになった。
ああ、またかと思った。前カレともこれが原因で別れている。
どうしろというのだろう。捜索願も2回出した呆けを相手に。
私のしてきたことは、何の意味も無かったんだろうか。
家事全般をこなし、雪かきもすべてやり、滞納の始末も、書類関係も、家政婦を相手にするような父母の我が儘を聞き…
その結果が「でしゃばり」「干渉しすぎ」…私って何だったんだろう。
1年半お風呂に入ってなかった母親のデイサービスも、ようやく決まった。
でも、何のために今まで骨身を削ってきたんだろう。
もうたくさんだ