父、81歳。
認知症のくせに出歩くのが好きで、送って頂いたり迎えに行ったり。
今日は行方不明になって、警察に連絡した。警察は2度目だが、失踪捜索願を出すのは初めて。

事情を話し、写真を渡し、捜索願に判を押そうというその時、本人が呑気な顔で帰ってきた。
「これから行く」と2度も電話した旧友の家に、迷って行けずに結局すっぽかし、札幌市内での会合にそのまま出席し、何事も無く帰宅したらしい。本人は。


携帯を買ってやったのも故障して、しかも無くし、手続きしろと言ってもそれもせず月々の支払いだけをしている呆け老人である。


自覚していないだけに本当に手がかかる。

本人は、何のしたくない事には一切せず、好きな事だけをし、喜怒哀楽を素直に出し(怒が多い)、家族を振り回す。

ストレスフリー。
長生きするんだろうな。