しかし、このフレンチは、もうすぐ8歳になろうという時に、あろうことか私の身代わりとなって死んでしまった。
私は2週間、ベッドから起きられなかった。

4代目は、ブリュッセルグリフォン。繁殖犬として飼われていたのを引き取った。
この3匹と暮らしていた頃が、私のいちばん幸せな時期だった。

5代目は、シュナウザー。捨て犬だった。私の姿が見えないと吠えまくり、仕方なく訓練所に2ヶ月預けた。変わらなかったけど。
しかし次第に落ち着いて、評判の忠犬となった。ただ、私のガンの手術の後、万が一の時の事を考えて、シュナウザーを亡くしたばかりだという一家に、引き取ってもらった。
2年の付き合いだった。

私はガン患者だ。手術は成功したものの、回復には至っていないので、そう言っていいと思う。
自殺念慮のガン患者。
今、私を待たずにベッドでのんびり寝ている4代目も、万が一の時の事は考えている。