喜んで食べてくれる人がいてからのこそ。
私の料理はなんでもテキトウだが、この時期になると、ポトフがやたらレパートリーに出てくる。
人参、ジャガイモ、玉ねぎ、あれば大根、セロリをザクザク切って、ひたひたの出し汁(和風でも洋風でも)で煮込む。
鍋は琺瑯やビタクラフトなんかがおすすめ。
7~8分経ったところでウインナソーセージ、または拍子木切りのロースハムを散らし、ざく切りのキャベツを鍋淵一杯に並べて、七味唐辛子を振る。
そのまま蓋して、キャベツが軟らかくなるまで蒸煮。

野菜嫌い、揚げ物大好きな母親80歳も、これは食べる。

私は野菜好きな偽ベジタリアンだから、つくる料理は野菜モノばかりだ。
だから、母親は私の料理は滅多に食べない。
惚けてるから、2週間前のドロドロに腐った魚でも、平気で焼いて食べようとする。
だから私は常に、冷蔵庫や、台所にうず高く積まれたスーパーの袋をチェックし、かつ母親の料理は食べない。

なにせ惚けてるから、おいしい料理を家族に、という意識はない。
私も、母親が寝込みでもしなければ、料理は作らない。