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ティンプートンさんが行く!北京旅行 5.京劇変身編
2008/7/15~19までの4泊5日北京旅行 2日目
7月16日、七色の日はわたくしミラーカの誕生日。
よし!記念撮影だ!!と向かったのは
北京市内から少し外れた右安門にある清芷园。
「ホテルは大人のお店が並ぶ通り
」の通り、
大連に携帯を忘れて来たため
北京で携帯を買うものの、SIMカードがないので
電話番号を買うためにまた歩いて出発。
キオスクはまだ開いていない時間で
小さな煙草屋で携帯チャージの文字を見つけ、
ここならあるかなと
「有没有电话号码,SIM卡吗?」電話番号、SIMカードはありますか
と聞いてみた。
50元のチャージ済みの番号は100元とのこと。
相場がいくらかわからないものの、
探すのが大変&これから行く場所が
民家というかマンションの一室で辿り着けるか微妙なため購入。
これでやっと携帯がかけられるよ~(涙)と
ほっとひといきをつき、食事をする場所を探すが
9時からのメイクで7時半ごろに出発したため、
餐厅はまだ空いていない。
そもそも観光地ではない場所に向かっており、
大きな道路沿いには食堂自体がない。
ないな~、お腹が空いてきたな~。と
珠市口西大街を西に歩き、
宣武外大街を南下、
菜市口大街にさしかかる頃に
地元の食堂が開き始めた。
無骨な形の油条や馒头類の点心が
1つ1~2元で売られていて、
地元の中国人の朝食の買い物に混じり購入し、
かじりながら歩いた。
1時間ほど歩き、マンションの前に到着。
「10号楼在哪儿?」10号棟はどこですか
あっちの方だよ~と聞いて、中庭を通り抜ける。
とにかくマンションと言っても巨大。
しかも何号棟だという記載がはっきりしない。
該当の棟に辿り着いたものの30分ほど早いな~と思っていると
マンションの警備のお兄さんが「どうしたの?」という顔で見ている。
「10号楼903号房间」と言うと
1Fにあるチャイムで呼んでくれるが「没有人」との返事。
え~。
30分前だけど、まだいないの?!
まぁいいや…。
遅刻したわけでもないし、
この後の予定、夜7時の京劇まで時間もたっぷりある。
しかし待っていても全然人が来る感じがないので
こんなときのために北京でやっと買った携帯の出番登場。
ミ「为你好!我是蜜拉咖」もしもし、ミラーカです
係「あ、京劇メイクアップですね~」
日本語で対応してくれたので
少し早く着いたが人がいないと説明。
係「マンションの前なんですか?タクシーで?」
いつもタクシーの運転手に
中国語で場所の説明をすることが多いようで
マンションの近くなのか前なのか、
どうやって来たのかが上手く通じないないので中国語で返答。
ミ「走着去了。现在公寓前面,一层。」
歩いて来ました、マンションの前、一階にいます
と説明し、やっと話が通じる。
係「そうですね~、朝はゆっくりなんです。9時半でも大丈夫ですか?」
ここまで来ているので勿論OK。
大丈夫です、安心して待っていて下さい、とのことで
携帯を切り、近くを散歩して9時半に部屋に入り、
メイクをしてくれるという先生に挨拶。
ミ「初次见面!我是蜜拉咖」初めましてミラーカです
代「你会说汉语吗?!」中国語出来るの?!
とマネージャー代文华さんが嬉しそうに笑う。
ちょっとだけです…といい、頑張って中国語で会話。
ミ「今天我的生日」今日は私の誕生日です
先生「真的?!生日快乐!」本当に?!おめでとう!
ミ「这个纪念拍照」これは記念撮影です
白塗りだと思っていた京劇は全面的にピンク色が基本。
そして目と唇以外はスポンジと手の腹で仕上げていく。
途中で目じりを何度も上げられるので
目じりが下がっているのかなぁ~と思っていたが
京劇は写真のような鉢巻で必ず目じりをキリリとあげ、
舞台では目を見開くのが普通だそうです。
驚きなのは京都の舞妓さんメイク体験と違い、
(★京都/清水寺・夢工房で舞妓に変身
参照)
カツラではなく、ちゃんとした舞台用の付け毛を使用。
カツラではなく、ちゃんとした舞台用の付け毛を使用。
油で濡れている前髪の付け毛の房を1つずつ着け、
後ろは数珠の暖簾のような長い髪、
そして大きな冠を着けました。
一通りメイクが終わると先生は帰り、
マネージャーとお弟子さんの二人が
着付けと飾りつけ、カメラのポーズを教えてくれる。
結構きついポーズもあり、
後で写真を見て甘いなぁ、素人だわ。と分かる。
本物のメイクと衣装を身につけても
やはり舞台で演じるというのは大変だと痛感。
京劇メイクの値段は今の家賃の約半分。
中国人の感覚では1ヶ月の生活費に当たったり、
やっとその金額を稼ぐ人もいます。
女の欲望ってやつはいくつになっても尽きないもので
寅年のミラーカ、30代半ばに入りましたが
馬鹿と言われようがまだまだ遊び心満載です。
普通に写真を撮るより記念になるし、
京劇を見るときの予備知識が増えて楽しい!
中国でしか出来ない体験、しかも北京でなんて幸せ~。
女でよかったわ。
また北京に行くときがあったら
別の役に挑戦したいな。(懲りてない)
ちなみにミラーカの白塗り歴はこちら
~京劇変身・京劇メイクの予約方法~
北京TOKOTOKO
www.tokotoko.com
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好きな役柄をよっぽどレアな役でなければお願いできます。
今回は一番人気の楊貴妃。
京劇の踊りや歌の体験も
別途取り扱いをしている所もあるようです
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