手持ちのマーロウシリーズ最後の一冊。
これが最後の一冊でよかったのかもしれない。
マーロウの頭の良さが際立つ一冊。気障っぷりはそうでもないけど。
以下ネタバレ。
いやー硬貨がふたつ出てきた時点でどっちか偽者とは思うけどまさか両方偽者だとは。
しかしマリアかわいそうすぎる。
伏線が微細すぎて、というより私の読み進める速度と記憶力に問題があったのかもしれないけど、途中で分からなくなって何回も行ったり来たりした。でもそれも楽しい。
マーロウのこの自分の美学に反するからって自分の得にもならないいらんこと言っちゃうところがなんとも好きなんだけど、現実にはいないのよね。だからこそかっこいい。
この作品ではいろんな事件が一見そうとはわからないように絡み合っていて、それがほどけるラストはとても爽快。
色々思ったような気もするんだけど、結局「私もマーロウのことフィルって呼びたい」という気持ちが強すぎて忘れたw
「大いなる眠り」と「かわいい女」が読みたいんだけど、ないんだなー。村上春樹訳はなんだか抵抗があるというか、村上春樹の作品として読んでしまいそうなので避けている。神保町あたり行くかな。