3部作の3作目が一番残念というありがちな展開。


3部作中一番いろんなテーマが盛り込まれてたけど、いろいろ入れすぎて薄い。

ていうかまずライーサ殺したらだめでしょ。この作品彼女の魅力でもってたのに。


冷戦下のアフガニスタンとか、ソヴィエトとアメリカとか、そういう設定もってきたならもっとやりようがあっただろうに。

そして3部作中一番レオが情けない。結局彼はちっとも喪失から立ち直れないまま、というか喪失を受け入れることすらできないまま、ライーサが一番望まないであろう行動をとってしまう、という。実際、伴侶(しかも師を兼ねてる)を失うことはそのくらい人に影響を与える、ということなのかもしれないけど、せめてフィクションの中ではもうちょっと死者がうかばれるようにしてほしかった。


それでも一気に読ませるところはさすがページターナーだけど、でも読後がこれじゃあなあ。

チャイルド44が面白かっただけに残念。