父への挨拶 | みらくるにゅぅ~ん(´ 。•ω•。)っ⌒♡。.

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あの日眺めた夜の川
キラキラ光るイルミネーションと
それを映し出す水面
工場は白い煙を吐き出して
光ある未来に溶け込んでいった
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29日は私の実家へ結婚のご挨拶に。


事前に父について教えておいたのだけど、彼が手土産に選んだのは「1000年の眠り」という福岡の麦焼酎でした。
賞を受賞したとかで飲んだこともあるとか。

「これどうかな?」と送られてきた写真を見て、即座にネットでお調べを。
「瓶がかっこいいね」「福岡なんだ〜」と反応をすると、これに決めたようで。

しばらく部屋に置いてあった紙袋を眺めながら、ワクワクしながら当日を迎えました。



ふたりでスーツを着ておうちを出て駅までの道を歩いたら、すごく結婚がリアルな感じがしてドキドキしました。

向かう電車の中でたくさん話をしたけれど、地元に近くなるにつれて彼の口数が減って、地元を説明したくて多弁になる私と対照的でした。
シュミレートしてるからほかのこと喋らないで〜と言われて、ちゃんと考えながらがんばろうとしてくれてるのがすごく伝わってきて嬉しかったです。

地元駅で降りたら、キレイだね、栄えてるじゃんと驚いていて。デパート入ってるんだね、と駅ビルを指して言うのでただの駅ビルだよ〜と話したけれど、彼の地元からしたら充分栄えているんだろうなあと。

駅ビルで親戚のおうちに持っていくドーナツといちごを買って、駅のすぐそばにあるお花屋さんで母のいる仏壇に供える花を買って。彼が私の地元の花屋で仏花を買っているという事実が不思議で仕方がなくて。
ついうっかり写真を撮りました。


実家に到着してインターホンを鳴らすと、父がドアを開けました。

どうぞと入れてもらい、まずは手土産を父に。
私は持ってきた荷物をまだ部屋の隅に置いてた状態で、おう、やることがはやい、と感心してました。

そのあと、彼が仏花を見せながら、仏壇にご挨拶させてくださいとお願いすると、父が花瓶の花をそれに入れ替えるように私に指示を…ちょっと待って私は落ち着けないんだなとw

花瓶を洗ったりお花を切ったりしてる間に既に父と彼とで話がはじまっていて、ゆっくり隣に座る頃にはほぼ父のOKはおりてましたw

父は結婚の条件をいくつか挙げたけど、彼が即答できていたので私もすごく安心しました。
彼の仕事のことや、式のこと、うちの母のことや父の趣味のことを話して。

ああ、親への結婚の挨拶ってこんな感じなんだな、お父さんってこうで、旦那さんになる人はこうで、私はこうで…ひととおり会話をすると、父は納得したのか、娘をよろしくお願いしますと頭を下げてくれました。
おう、お父さんってお父さんだったんだ、と。

彼も、ありがとうございます、と嬉しそうに頭を下げていました。
何度もありがとうございますって言ってて、彼は自分の気持ちに嘘をつく人ではないので…そのありがとうございますは本物なんだということはよく分かっていて…すごく嬉しかったし、この人に任せて正解だと強く思いました。

挨拶のあとに親戚のおうちにバーベキューに向かう予定で、着替えたいから少しだけ席を外して欲しいと父にお願いして、父が外にタバコを吸いに部屋から出ていったあと、ふと見ると彼が座ったまま固まっていて、こちらを見上げて「俺大丈夫だった?」と半分震えた声を絞り出していました。

肩をポンポンとして、大丈夫だよ、お疲れさま!と笑いながら伝えました。

そんなに疲れてしまうほど一生懸命になってくれたんだと思ったら、彼の全力がすごく伝わったしもっともっと彼が頼もしく見えました。


バーベキューではお客さんとして参加して、彼は父とおばとおじのお酒と会話の相手をしっかりしてくれました。

もともと彼は人あたりがいいので、すぐに私の家族と親戚に馴染んでいて。
すごいなあと思うとともに、親戚の輪の中に彼がいるのがすごく嬉しくて幸せでした。ここに、母がいたらいいなと思って…少しだけ涙が出ました。



初めて親戚の輪に入ったし帰りも2時間ほどかかるので、15時半にはおいとまをしました。

帰りに横浜を通ったとき、本屋さんある?と聞かれて、有隣堂がオススメだよと連れていきました。
彼はコミックが大好きなので有隣堂のコミック専門コーナーへ。すごい楽しそうにしてたし私もたくさん読みたい本を見つけて、いつか読みたいな〜と。

ジョイナスの地下街を歩いて「これだけいろいろあったら横浜より先に出ないっていうのも納得でしょ?」と話してみた。
以前「本当に横浜から出てなかったんだね」と川崎のヨドバシについて聞かれて答えられなかった際に言われてカチンときてたんだけど…実際に歩いたら納得してたみたいだし、そもそも「言ってみたかっただけ」なんだってw

彼女のことからかいたいんだなあ…思考が小中学生の男の子(*>ω<*)♡


いま住んでいる駅に到着して、彼の要望でいつもと違う道を通って帰りました。
帰る頃には夕焼けになっていて、空がきれいでした。


彼の後ろ姿を見ていたら、すごく幸せな気持ちになって。ずーっと仲良くこんなふうに歩いていきたいなと改めて思いました。
彼の背中がとても大好きです。


帰宅してから彼にうちの家族はどうだった?と尋ねたら「仲が良くていい家族だね」と教えてくれました。

私もすごく疲れたけれど…充実していい日でした。なによりとても晴れてくれたのが印象的。

秋の入籍に向けてふたりでがんばっていこうね♡