日本人は順序が逆!ペット貨物室積み込み問題「ヨーロッパから学ぶ編」 | Issei世界旅人

Issei世界旅人

旅をしながら世界で働きながらその時思うことをブログへ

日本航空機衝突事故から今問題になっているのが

ペットの貨物室積み込み問題

そこで多くの著名人や人々が反対運動を起こしている。

でも僕から言わせてもらいたいのは

日本の法律では動物は物扱いなのを知っていますか?

っということだ。

ちなみにヨーロッパなどは人と同じ扱い。

だから動物に対しての虐待を始め飼い方、育て方などは

日本が子供に対して今問題が起きているように

ルールも人間と同じ。

でも日本はどうかというと

動物愛護法はあったとしてもまだ法律では物で扱われる。

例えば道路で動物が引かれていたら

燃えるゴミ処理でもある。人間が道路で引かれていて燃えるゴミ処理だと問題ですよね?

あと車で運転する時に助手席などで子犬を抱っこしている人などもいますよね。あれでなぜOKかというと「物」だからです。もし助手席で子供を抱っこしていたら取り締まれますね。

ヨーロッパでは日本のようにやっていたら取り締まられてしまいます。
犬は後方座席で前に来れないようにするか、ゲージに入れて後方座席か、運転手の邪魔にならない法律が決められています。

日本がまず「あ〜だ、こ〜だ」いう前に

動物の法律をヨーロッパのように「物から人へ」変える必要があると思うのは僕だけでしょうか?

世界基準として動物の貨物室はスタンダードです。

世界中で多くの動物が飛行機で運ばれています。競走馬を始め、牛さん、豚さん、ネズミまで全て貨物室。

世界の競走馬など馬主さんからしてみたら隣に乗せたいくらい大切にしている人もいるでしょう。優秀な馬は何百億の価値でもありしかも稼いでくれるのですから。世界の有名な絵画なども貨物室でしょう。高級な楽器なども貨物室でしょう。有名な演奏者は大切な愛用バイオリンを機内に持ちみます。何十億円の物でさえ、今回のような事故では持ち出すこともできないでしょう。

馬を私たちと同じように客室に入れて何かあった時に脱出ゲートから滑らせますか?それともペットはオッケーで馬はダメなのでしょうか?その動物への価値は何なのでしょうか?

ものすごく感情論で話している人が多くいると思います。

ヨーロッパは皆さんが知っているように動物先進国でもあり

日本は全然の後進国でもある上で

ヨーロッパの国々は皆さんが今議論しているようなことは
何十年も前から議論していてその結果、今のように貨物室になっているんです。国際基準でそうなのですから。。

今回は国内線でありもし変えるのであれば国内のルールでのみ可能かも知れません。世界へペットを運ぶ人よりも国内線で運ぶ人の方が人数的には多いはずです。でもペットでも豚さんを飼っている人もいるし、豚さんはダメとかになってしまうのでしょうか?あの客室で動物専用の場所をどのように作るのか。。考えてしまいます。

貨物室と言っても空調設備のできたところに動物たちはいます。
もしかしたらスーツケースなどを預けている場所と同じように考えている人も多くいるかも知れませんが違います。スーツケースなどの貨物室は上空ではマイナス何十度、気圧も空気も薄々なので動物は無理です。

もし今回のような事故で考えるのであれば

動物貨物室を自動で開けて脱出できるようにする方法しかないでしょう。
でもどの動物もゲージに入れられているのでゲージごと何処かへ飛ばすか、それとも動物貨物室ごと「ドーン!」っと脱出するか。

でもそこらは今の技術では難しいと思います。

僕も動物大好きで

犬も小さい頃から飼っていて

日本からヨーロッパ、ヨーロッパから日本と飛行機で移動しました。

それはできることなら一緒に隣に乗りたい。。

そして今回のような事故があって自分のペットが同じようなことになったら辛いです。。

もし、そのペットを助けようとして貨物室を開けようと近づいた人たちが炎に巻き込まれたらもっと悔しいと思います。

日本の電車はきっとゲージに入れないと動物運べないですよね。

ヨーロッパの電車は大型犬でもゲージなしで隣の席に乗ることができます。
新幹線でも普通のローカルでもOKです。

でも子供と同じ料金がかかります。

まず日本はそこからではないのでしょうか?

法律を「物から人」へ

そして「動物の電車解禁」


それから国内線の飛行機をどうするか?順番が逆だと思うのは僕だけでしょうか?

 

ヨーロッパから学ぶこと

 

今日も良い1日を!