僕の母親がしてくれたいじめや仲間外れにされた時の対処法です。
ウチの近くの広場でのこと、僕が小学校低学年の時に上級生と一緒にサッカーをしたかったけども仲間外れにされた時があった。
その時僕は泣いて家に帰ってお母さんに話した。
そしてお母さんは一緒にそこへ行ってその上級生にお話しした。
「ごめんなさい、ウチの子サッカー下手なんだけども一緒にサッカーしたいみたいなんです。少しでもいいので一緒に混ぜてもらえませんか?」
こんな感じだったと思う。。とにかく下目線だった。
「あんたたち!ウチの子仲間外れにしてどういうこと!!」っというモンスターピアレンツ的ではなかった。。
でもその母親の言葉で僕もサッカーできたことを覚えている。。
どちらも嫌な気分にならない対処法だと大人になってから思った。。
そして最近聞いた話なのだが
お姉ちゃんが中学校の時にいじめられていたということ。。
いじめというのは残酷でそのお姉ちゃんと仲がよかった友達までもがそのいじめる側に行ってしまうという傾向がよくある。
お姉ちゃんはそのパターンだった。
クラスの中でいじめられていたみたいである日お姉ちゃんが学校に行きたくないと言ったようだった。
そしてお母さんがとった行動はお姉ちゃんの仲のいい友達Aちゃんを家に呼んでこう話した。
*Aちゃんはいじめる側ではなかったけどもいじめる側にまわってしまったもともとお姉ちゃんと仲よかった大の友達。
『Aちゃん、今うちの子が学校でいじめられてるみたいなの。。』とお母さんが話したらAちゃんが泣き出した。
そこでお母さんが
「Aちゃん、ウチの子の味方になってちょうだい。」
Aちゃんは泣きながら何度も頷いたと言う。。
その後いじめは無くなったというのだ。。。
お母さんすごいって僕は思った。。
僕はお姉ちゃんとAちゃんは仲良いところしか知らない。
今となってもそうだ。
きっと永遠の友達なんだろうなって。。
お母さんは学校や先生などにも言わず、加害者の親にも知らせてなく最高な解決策をしたようにも思える。。
こういう小学校の時のエピソードもある。。
ましてや家庭訪問などで先生がやってくると母親はいつも僕の前で。。
「先生、この子が悪いことしたら思いっきり殴ってください!」って言うような母親だった。
僕は鬼婆だと思ったがこれにも母親の考えがあった。。
「そう言われた先生は殴れない」のと「気分が楽になる分可愛がってくれる。。」と言うのがあると思う。
そして中学校の時は親は離婚してお父さんと一緒に住むようになったから家庭訪問はお父さんだった。
お父さんは「殴ってください!」なんて言わないから。。
結局は先生から中学生の頃は叩かれたし殴られた。。
今思うとあの母親の言葉が先生には効果あったんじゃないかっと思うほどだった。。
でもよく考えたら僕は親から殴られたことないな。。
それでもよく他人に「殴れ!」って言えたものだよね。『殴る』じゃなくて『たたけ』でもいいくらいだと思うんだけども確実に『殴れ!』って先生に言ってたんだよね。
さすがだ。。って思うこの頃です。
あのビートたけしさんのお母さんのエピソードも似ていると思う。
ビートたけしさんの『フライデー事件』でお母さんのところに取材陣が集まって来て言った言葉。。。
「本当に皆様にご迷惑をおかけしてしまってすいません。息子を死刑にしてください。。」
これは全くお母さんと同じパターンだろう。殴ると死刑では全く違うが。。
どちらも共通することは『そのことは母親は望んでいない』ということとそれを言うことによって『世間はそれをやりにくくなる』ということ。
結局は子供を守る言葉なのだ。
今は学校で暴力などあると大変な時代だが
きっと僕は同じことを言うだろう。。
『先生、ウチの子が悪いことしたら殴ってください』
少しでもためになったら嬉しいです。