Issei世界旅人

Issei世界旅人

旅をしながら世界で働きながらその時思うことをブログへ

多くの高齢者を見ると

かっこいい高齢者とカッコ悪い高齢者がいる。

でも本当に日本は後者のほうが多いように思える。

僕でそう思うのだから若い人たちなどは日本の高齢者をどのように見えているのか。。

見本となる大人、生き方と出会えるかが大きなポイントだとも思える。

日本に戻ってきてから10年。。

僕はかっこいいおじいちゃんになる!っと心に決めた。。

長く生きていたらね。。。

 

でもその意味が最近わかった。。

かっこいいおじいちゃんってどういうこと?

外見?中身?お金持ち?

 

そうではなく、答えは

寂び (さび)

 

侘び寂びのさび

そして僕が見るカッコ悪いおじいちゃんは

錆び

 

なのである。。

寂び と 錆び

 

さびさび

 

寂びるというのは古いものに価値が出る様子。。
大切に手入れをして時間が経つことに新品よりも味がでる

100円ショップでは味わえない道具。。
いいものを長く大切に使うと寂びる。。

盆栽などもそう、茶道具、古民家などもそう、お寺なども
日本の文化は錆びる文化がそこら中にある。。

でも錆びるはご存知の通りに

あの錆です。。

鉄が錆びると同じ、劣化です。。

とても醜い姿になり、中身ももろく崩れていきます。。

 

この差だと思いました。。

 

「寂び」るように。。

「錆び」ないように。。。


それを心にさらに前進していこうと思います。。

 

今日も良い1日を!

本日のニュース!

スシロー 中国北京1号店で10時間待ち

お寿司はヨーロッパで10年間やっていて、日本でも自分で寿司は作るので外で食べるとかはほとんどないんです。

でもどうしても食べてみたい寿司などはにはお金を出してでも食べますし、100円寿司もテクノロジーがすごいので行かないとオーダーの仕方からお会計まで分からなくなるのでいくようになりました。

そこで思ったこと。。。

レベルが高い!!

 

衝撃ですね。。日本ってすごいと思います。
機械が寿司を作りバイト生がネタを乗せる。受付、会計なども機械が増えて、寿司屋といいながらラーメンから唐揚げ、ポテト、デザートまで豊富。

寿司職人などいないし、ネタも2貫で100円とか衝撃である。
1貫2000円とかの寿司を握っていた僕から見ても衝撃だし、下手なマグロよりも「とろびんちょう」のほうが美味しい。あんまり食べないアイスクリームなども100円で美味しいし、お腹いっぱい食べても1000円くらい。

外国人のお客さんが来たら一緒に行ったりするけども、とにかく大喜びだし、刺身や寿司を小さい頃から食べている日本人が受け入れている100円寿司なのだから世界で受け入れらないはずはない。

日本の100円寿司チェーンが世界へ行ったらそこのお寿司屋さんは終わっていくことが想像できる。。生き残るのは日本と同じ、超高級な寿司屋さんくらいだろう。世界のお寿司屋さんは外国人系のオーナーが多く、日本人のお客さんが首を傾げるような寿司屋が9割以上存在するけども、このような日本の100円寿司チェーンが乗り込めば世界の寿司も変わってくることでしょう。もちろん世界では100円では食べれないでしょうけども、和食は世界でも超高級なので、それに比べたらまだまだお得なお寿司が簡単に食べれる時代になると思います。

 

今日も良い1日を!

 

 

最近のスマホは私たちが撮った写真を自由に動画にしてくれたりする便利もの!

優秀なAIなどは映像を認識することで驚いたばかり。。

でもこれらはAIが学習してそうできるようになったけども、それって開発チームがやっていたのではなく、

皆さんがやっていた!


っというと驚きではないだろうか。。

数年前からスマホでパスワードを入力した後に出てきた謎の画像。。

九枚の写真の中から「横断歩道」を選んでください。。
「信号」を選んでください。。

これが始まったのは2017年から。。「Invisible reCAPTCHA」というものでこれもあのGOOGLEです。

「私はロボットではありません」にチェック!

で完全に騙されていましたね。。

 

この画像の答えを私たちが教えていた。。っということ。
そして年々に難しくなっていることに気づきませんか?

「こんなのわかるかい!!」

 

AIはディープラーニングで皆さんのスマホから集まる多くの答えを学習してより正確な答えに近づいていき導き出す。。

これを世界中でいろんな画像でやっていたら??

 

超〜スマートですね!!

 

やっぱりGOOGLEは優秀すぎます。。

 

一般の人たちはただただセキュリティーのためにあの画像選びをしていたのだけども、実際は

無料でAIの学習をお手伝いしていたということ。

 

世界中でいろんな画像を配布して

 

とんでもない莫大なデータが世界中から集まりそれを学習していく。。

 

世界を牛耳る企業はすごいなって思います。。

 

まだまだこれらは氷山の一角。。

 

私たちが知らないことがもっと裏にはあることだと思います。。

 

岡田 斗司夫さんも話していた

AIにとって人間は老害

 

AIの邪魔にならないような人間にならないといけませんね。。

 

それでは今日も良い1日を!

 

連休中に温泉地へ行き足湯へ

すごくいい感じの足湯だけども熱くて驚いた。。

3箇所ある足湯だけどもなぜか1箇所だけ何人か入っているところ。

そこだけぬるい足湯でした。。

僕の目の前におじさんが現れて足を入れると

「アッツ!!」ってぶっ倒れた。。

そこから会話が始まった。。。

 

ちょうどそのぬるい足湯が空いたのでそこで弾む会話。。

ヨガの先生、彫刻家、スキーの先生と幅広い分野で活躍しているちょっと変人な魅力的なおじさん。フランス人の友達と一緒だったので、海外の話にも夢中。。彼も若い時からヨーロッパに住んでいたのでその頃の話で盛り上がる。

チーズの話になり彼がイタリアで食べたウジ虫が食べたチーズを食べるチーズの話をしていたときに、僕の隣から目線を感じて振り向くと外国人のカップルがその話を聞いている。「どこから来たんですか?」っと聞くと「イタリア」という。。僕たちがイタリアの話をしていたので興味があって聞いていたそうで。。

そこから日本、フランス、イタリアの会話が始まった。。

そしてヨガをやっているイタリア人の男性はそのおじさんとヨガの話になり、そして興味があるフランス人の子が「リラックスできる大好きなポーズは何ですか?」っと聞くと、気分がいいのか、そのポーズをやってくれた。。

どんな名前のポーズかは覚えていないけども頭と腕だけで立ち上がる逆立ちポーズ。。

素人の僕にはわからないけどもヨガをやっている人にはどれだけ難しいのかも理解する。そこからいろいろな難しいポーズを見せてくれました。

おじさんはその後みんなに冷たい缶コーヒーを買ってきてくれて、またそこから弾む話。。

 

気がついたら3時間。。

 

出会いはあの熱いお湯から。。。

もし、あの足湯が熱くなければ

この時間はなかったことでしょう。。

 

そう考えると異常なくらい熱い熱い足湯に感謝です。。

 

 

 

初めて目にする「裁ちそば」という文字。。

一体どういう意味なのか?

何も考えず、何も調べず、ただそこへ向かう。。

福島県の檜枝岐が発祥と言われる「裁ちそば」

この意味を知るのは最後に女将さんと話してからだった。

 

そこの蕎麦屋さんはご主人の都合でやっているようで平日である当日、朝電話すると快く迎えてくれました。完全予約制!

なぜか?っというとご主人がお客さんが来てからそばを打ち出すから。

その時間約20分。粉からねり始め、そして打ち、そして切る。。
それを目の前で見せてくれている。

お客さんは私たちだけ。。なんとも贅沢な空間。。

そして今まで見たことのないそばの切り方。。

そう、包丁は葉切り包丁であのよく見る太い中華包丁のようなものではない。そしてザクザクと切っていくのではなく、1本1本引いて切っている。。

これが「裁ちそば」という。。

あの一般的なそばは江戸前そばといい、「蕎麦粉」と「つなぎ」で8:2らしい。。そのために江戸前はそばを伸ばした後に丸めてそれで切ることができる。

そしてこの「裁ちそば」は10割で完全にそば粉だけ。つなぎがないので丸めるとボロボロと切れる。。そのためにそばを伸ばした後に1本1本包丁を引いて切っていく。「布を裁つ」から来ているようで、ものすごい手間のかかる作業。。

でもこの「裁ちそば」というのは「おもてなし」から来ていると話してくれました。もともとは檜枝岐の発祥で蕎麦屋さんというところではなく、一般的な家庭からお客さんをおもてなすためにやっていた作り方だという。お正月などには必ずこの裁ちそばを家庭で作ると話していました。

この裁ちそばで商売をすることはまず無理!っというくらい効率が悪い。
そのため、ここのお蕎麦屋さんも趣味でやっていると知りました。

でもお蕎麦だけではなく、家庭で作った野菜、山菜、魚などの小鉢を5つ!
どこかで作られたものではなく、家庭料理。おばあちゃんが作っているもの。それがまた最高においしい。全て手作り。

蕎麦も茹でてすぐ水で冷やしてあげた「水蕎麦」をはじめに。。
そして次にそれを塩で頂き、そして汁で頂く。。

そして「そば刺し」をワサビと塩!
これも美味しかった。

最後に蕎麦湯。。


これで1300円!!


岩魚の塩焼きなども予約制であるので聞いてみると、まさかのご主人が川から釣ってくるらしい。。そしてその魚を炭火で焼いてくれるという!


まじか!!それで600円!!


炭の準備や手間隙かけたら申し訳なさすぎるくらいの価格。。
今日も私たち二人のためだけにそばを打ってくれました。

お蕎麦よりも大きな価値を発見できた日本が昔から大切にしていたもの

「おもてなし」

 

通りで信じられない高評価がある蕎麦屋でした

間違いなく僕も星5です。

東京であれば1万円以上は取れるサービス

今回も二人前、一人前ずつそば粉をねって作っているのを見て
それも裁ちそば。

 

日本の文化は本当に面白いです。。

 

機会があれば是非「裁ちそば」を!