明るくて前向きな人になりたいと思って
そうなれるまでは、明るくて前向きな人に見えるように振る舞ってる。
じゃないと、場の空気を悪くしちゃう。
存在してる意味がない。
分かってて視線を合わせない
子どもの頃、家の中でもそうだった。
せめていい子でいなきゃ。
私のせいで、両親と祖父母の仲が悪いんだから。
幼稚園のころはお遊戯を頑張ったり、仕事から帰る母親を道路で待ってたり。
ただ母親に喜んでほしかったっていう気持ちだけだったと思う。
結果、どうなったんだっけ？
今思うと、母親の笑顔の記憶がない。
無表情の顔しか出てこない。
私は母親に喜んでもらえるどころか、何の役にも立ててなくて。
何かをすることで、母親に構ってもらえたり喜んでもらえてる妹がいる。
母親と妹を見てると、そういう間柄になれない自分が惨めでかわいそう。
私はこの場にいないほうがいい。
実家は部屋がたくさんあったから、誰もいない部屋に移動して母親と妹を見ないようにした。
…………………………………
私は仕事を続けられないことに劣等感を持っていて、今日はそんなことを考えながら家事をした。
家事が一段落ついて、実験の記録をこうして書いていたら、仕事のことじゃなく昔のことについてだった。
今は仕事のことじゃなくて、昔感じたことを確認したいんだって書き続けたら気がついた。
実家でやってたことを、職場でもやってるって。
いじわるされてはいない
大迷惑もかけてない
頑張りを見てもらえている
成長途中でミスをしても退職を迫られたことはないし、辞めるのはもったいないと言ってもらえる。
でも、その場にいることが辛くなる。
まとまらない