ザ・シークレットガーデン(312) | 天使の目覚め

ザ・シークレットガーデン(312)

 

そして、彼らが駆け抜けた後には、美しい光の架け橋が出現した。

 

「その光の架け橋を渡ってゆきなさい」

 

それはまさしく、守護天使メアリーの声だった。

 

メアリーの声にしたがってその橋を渡ってゆくと、私たちが渡ってきた峡谷の壁が大音響をたてて崩れ落ちていった。

 

私たちはその大音橋を後ろに聞きながら、ひたすら私たちの助けを待っている民の地に向かって疾走していった。

 

私たちが駆け抜けている大地は、私たちが駆け抜けた後には大きな亀裂があらわれた。

 

キャロラインは「あの大地の亀裂に飲み込まれないで」と戦士たちを鼓舞するように叫びながら先頭を疾走していた。

 

 

続く・・・・・・