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それは、みるみるうちに水量が増しはじめ、最初は足首あたりだった水が一気に膝のあたりまで増え続けた。
闇の戦士たちは、先を争うように少し離れたところにある小高い丘に向かって、水に追われるように避難をはじめた。
ところが、自分たちが身につけている鎧の重みがその足取りを遅くした。
兵士の中には、その甲冑を脱ぎす捨てるものまであらわれ、その混乱ぶりをそれを見ているわたしたちに見せはじめたのだった。
続く・・・・・・