マクワートは、すぐさま一人の若者に命じて、目の前にある小高い丘の頂上まで登るように命じた。
そして、イーグルが旋回して伝えようとしている地上を世界を偵察に行かせた。
その命を受けた戦士は、若者らしく軽やかに小高い丘をたくみに愛馬とともに駆け上がっていった。
しばらくして、疾風のように駆け下りてきた若い戦士は、息を荒げることもなくマクワートの前にあらわれた。
若い戦士は、マクワートの前で大きな身ぶりを交えて
「イーグルが旋回を繰り返している大地には、
圧倒的な数のローマ兵とそのまわりを取り囲むように闇
の軍団が、戦いの準備をしているようなのだ」
ということを彼に伝えた。
続く・・・・・・