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彼はそれを受けとるために、馬を一歩前に進ませたと同時に、彼女の腕を自分の方に力強くひきよせると
手綱を握っている手を離し、彼女の顔を包み込むように触れ
精一杯の感謝の意をあらわした後、噛み砕かれたセージを傷口にすり込んだ。
その瞬間、かれの表情は精悍な戦士の表情に変容し、
まるでコヨーテの遠吠えのような声を天に向かって発した後、砂塵を巻き上げるように疾走した。
それに呼応するように他の戦士たちも、全速で彼にしたがっていった。
続く・・・・・・・