ザ・シークレットガーデン(223)
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それは、
私のまわりを速い速度で走り去っていた風景が、
まるでスローモーションフィルムを見ているように、
ゆっくりとしたスピードで
私のまわりに展開し始めたのだった。
そしてかなりの速度で大地を蹴るように
力強く走っているはずなのだが、
私は大地を踏みしめているという感覚を感じなくなり、
まるで空中に浮かんでいるかのような
浮遊感を感じ始めたからだった。
次回に続く・・・・・・・・・
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