ザ・シークレットガーデン(154)
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そこには、
ステージのように二メートルほど高くなった場所に、
メアリーと、リチャードが立っていたのだった。
二人は、あたたかな笑顔を浮かべながら、
両手を前に広げるようにして、
私との再会を祝福してくれている。
その姿を目にした私は、体の内側から歓びが溢れてきたのだった。
思わず私は、キャロラインを追い越すようにして、
二人の前に駆け寄って行った。
次回に続く・・・・・・
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