しばらくぶりでございます。
実は私、10月12日の最終出勤日の後10月末までアメリカに行っておりました。
IH(インテグレートヒーリング)の創始者マチルダから講習を受けるという武者修行の旅だったのですが、これは長くなるので後にシリーズ化する方向で、まずは今週行ったミニ練習会のレポを。
(IHの基本的な流れがわかるような書き方になっています。IHで何をやるのか実際に知りたい方にオススメ記事です)
LAの講習で部屋をシェアしたKちゃんと受講後初めてのIH!
今回はキネシオロジーを知らないクライアントさんに一から説明することから練習。
どうやったらわかりやすく簡潔に伝えられるか二人して腐心しました。
まずはKちゃんがプラクティショナー(IHやる人)で私がクライアントに。
まずはカウンセリング。
私が扱ってほしかったテーマを3つあげるも、筋反射でNo。
これは自分が思っているのと別のものが最優先で扱った方がいいということ。
ココ、結構重要で、顕在意識(自分が普段考えたりしていること)では、問題だと思っていることでも実はもっと先になんとかしたほうがいい課題があることがあって、それを筋反射でヒントをもらいながら探っていきます。
時に手間がかかる作業なのですが、ここでなんだろうーと自分のことを考えることが、潜在意識と自分の意識のシナプスが繋がる重要な作業なんです。
正直ここでテーマを見つけられただけでもIH受ける意味があるなって思うくらい。
そこで選ばれたテーマは「アメリカから帰ってきてやる気がでないこと」
かなり身近なテーマでしたー!
課題が見つかったので、セッション開始。IHでは7段階にわけてセッションを進めていきます。
まず、
1.問題について。お悩みを聞きます。
私の場合は、仕事もやめて、本当はIH起業の準備もしなくてはならないのに、ぼんやりしてなかなか動けないこと。
本当はLAでの授業のレポとかも早く書きたいのに~!でも体は動きたくないって言っている。
問題がわかったなら、では2.それが解決したらどうなりたいかの目標をたてます。
ここも重要!目標を決めることで、その後の方向性が決まります。
例えばセッションでせっかく問題なくなっても、そこでどうしたいのかをもってないと、その空いたスペースに別の問題が入ってきちゃうことも。
IHはクライアントさん参加型なので(!)目標を立てて、クライアントさんにも実際に言ってもらいます。
私の場合は、「やる気がでない」が問題だから、じゃあ目標は「やる気をだすこと」?
反応はNo。
えー、問題の逆じゃないんだ!
Kちゃんと試行錯誤してヒントを探すと、「旦那さん」に関係しているというのでそこから発想して
「他人に頼ることを自分に許すこと」
が目標になりました。
えーーーーー、やる気出してさくさく動くことじゃなく、なんと、頼る=自分で動かない、だったんだ!!
この最初自分では思いつかなかったのに、目標として決まるとなぜか納得するこの感じ。
顕在意識と潜在意識のシナプスが繋がる瞬間です。
そして、3.ストレス情報をとっていきます。
人は情報の9割を視界から入れていると言われています。
IHでは、目のストレッチをすることによってその情報を取得します。
ここから4.ストレスの調整にはいります。
問題で受けたストレスを癒やして、目標に向かえるようにととのえます。
ここでプロトコルというさらに深く進めていく手順が選ばれることがあります。
私の場合は「怪我」というプロトコルが選ばれました。
怪我っていっても去年ベッドにぶつけた小指くらいしか。
しかし筋反応でみると小指以外にも右半身に3箇所くらいありました。
それを癒やしてもらって進みます。
Kちゃんによれば、右半身は、外との(他人との)関わりを表すんだそうです。
そうかー、私、人に頼れないって、外との関わりについて怪我してたのかー。
5.そして宣言。調整が終わったあとで、また目標を口に出してアファーメーションします。
さらに6.サポートとして、宣言した内容が定着するように、さらに調整していきます(必要ないこともあります)。
私の調整で選ばれたのはフラワーレメディのウォーターバイオレット。
詳細こちら
http://www.pass-thyme.com/shopping/bb034.asp
(引用)
人付き合いが苦手で、他人との接触をストレスに感じてしまう人に役立つバッチフラワーです。
このタイプの人は、独立心が強く他人の世話になろうとはしません。
私どれだけ他人に頼るの拒否してんのー(´;ω;`)。
とにかく、サポートは終わったので、あとは7,まとめで終わり。
とりあえず焦らず頼るところは頼り、休みたい時には休もうとおもいましたー。
そして、今度は私がプラクティショナーでKちゃんと施術していきます。
Kちゃんも自分で持ってきたテーマはすべてNo
ぜんぜん思いつかなくて、ヒントをもらうことに。
部屋にあったAP(アプライド・キネシオロジー)の教科書にヒントがあるとのこと。
表紙をみると「アガペクエスト」とあります。
K「アガペってなんですか?」
私「キリスト教用語で愛だよ」
K「あー、愛か!」
どうやら「愛」という言葉を使うのに抵抗があるんだそうです。
「LOVE」なら大丈夫だけど、日本語の「愛」に違和感がある。
では目標はというと「愛を持って施術する」でした。
KちゃんはIHを始めたのは私より遅いもののもうすでに臨床100件以上の経験をもつ先輩。
これからも活躍が期待されるので、このテーマが最優先になったのはうなずけたり。
ストレスの調整でインナーチャイルドに話しかけて、愛に対する抵抗をとっていきます。
そしてサポート。
筋反射ででた調整方法がなぜか「私が何か言う」
えー?
すべてを筋反射で問いかけるIH、時に意外な調整方法がでてきて、なかなかクリエイティブで驚かされます。
私が愛について言えること…。
僭越ながら私の知っている愛についてお知らせしてみました。
それは、母親的(女性的)愛と父親的(男性的)愛について。
お母さんのように、細やかに気をつかって積極的にケアしていく母親的な愛もあれば
お父さんのように、見守り、その子がやり通せると何があっても信じてあげる父親的な愛もある。
こ、こんなんでいいのかな…と思ってKちゃんを見ると、なんだか納得している様子。
そんなこんなでセッションは終了。
IHは基本的にはそのテーマについては1回完結なので、その後フォローしたりは必要ありません。
さて、二人の目標はどうなっていくかなー?
写真はロスで撮ったものです。