今日は母の日♡



さて、
広島市の老舗の結納店が
 3月25日に閉店しました。
創業107年の福原結納店 

* 昨日の中国新聞デジタルに掲載・・お世話になりました


原爆投下時には現在の平和記念公園内に
お店があったそうです。 
戦後を乗り越えて、
これまで長きに渡って
婚礼を支えてこられたのてす。


個人の不躾なお願いをきいてくださって、
私が出講している専門学校で
講義をしていただきました。 
もう十数年になります。

* 昨年の福原様の講義


婚礼の最初の儀式「結納式」 
日本の婚礼文化です。



毎年、学生たちに本物の結納品を前に
結納式」について 
歴史や意義を説いてくださっていました。 
大変ありがたく、
「今年度も~」と思っていた矢先の
閉店のお知らせでした。 



ご丁寧な筆文字のお手紙をいただき、
結納品一式のご寄付を申し出てくださったのです。

ありがたく頂戴することにしました。
今年度からは、
私が福原様に代わって講義をします。


* 私一人で結納品を学校の作法室に飾ってみました。
  さらに、お土産結納の一式もいただいています。


ブライダルの基礎知識を習得するうえで、
日本の婚礼文化に欠かせない「結納式」 です。
私自身の結婚の時はもちろん、
息子も娘も「結納式」をしました。 


今では、“結納金”ばかりがクローズアップされて 
本来の「結納式」の意義や 
結納品一つ一つの持つ意味を
知らない
方々が
多いですね。 


結納式」は、
 結婚相手やその家族に
を贈る儀式
です。 


結納式」をするかどうかの選択は自由です。 
結納式」をしなくても結婚はできるので
問題はありません。 
しかし、
結納について正しく知った上で 
判断して欲しいと思います。 


 やみくもに 
「無駄なことはしない」 
「しなくても結婚できるならなくてよい」 
「古臭くて堅苦しいことは苦手だからしない」 
という判断は残念です。 


 ブライダルの仕事に携わっている若い方々も
 結納についての知識をほとんど持ち合わせず、
 結納品を実際に見たことがない方が
多くいらっしゃいます。
これも残念なことです。


婚礼の第一歩となる婚約。 
その婚約を正式なものとして 
新郎新婦と家族が「結納式」を行うと 
そこから始まる
結婚の準備や 
結婚式、結婚披露宴、新生活などに対する 
思いや覚悟」が深く強くなるはずです。

 * 結納式の心や
 結納品の一つ一つ意味については
 次回遅くならないうちに・・ 💦 



 「結納式」は
冠婚葬祭のマナーのひとつとして、
 知っておくべきことでしょう。 
その上で、自分たちの考えや社会に合わせて
アレンジしていくといいですね。



日々に活きるマナーを確かめてみましょう気づき