やっと、年賀状に
取りかかりました。
毎年あわててしまうので、
今年こそはと思いながら、
また反省 💦
先日、
図書館で見つけた『年賀状のおはなし』
年賀状の歴史が
実際の年賀状の写真とともに説明されていて、
とても興味深くページをめくりました。
歴史をさかのぼれば、
現存する最古の年賀状は
平安時代とのこと。
その頃から、
年始にお世話になった方や親戚の家を訪ねて
挨拶をする「年始回り」の習慣が
広まったようです。
そして、
「年始回り」ができない遠方の方へは
賀状を送るようになったとか。
古来、新年の挨拶を交わすことを
大事にしてきた日本人。
人とのつながりを大切に思い、
相手を思いやる心が表れています。
庶民は
江戸時代になって
賀状を送るようになりました。
文字が書けるようになったことと
飛脚の発達が後押しをします。
明治時代になると
郵便制度が整って
年賀状は年中行事の1つになったのですね。
2024年は辰年🐉
年賀状には、よく干支がデザインされていますが、
辰年の龍は架空の生き物だから、
デザインに苦心したようで、
他の干支の動物に比べると少なかったそうです。
年賀状事情は
すっかり変わってしまいましたね
出講している専門学校の学生たちに、
「年賀状を出す人?」と
聞いてみると0人。
今年だけでなく、ここ数年は0人。
いつでも、どこにいても
SNSですぐに連絡を取り合えるから。
一度も年賀状を出したことがないという
学生がほとんどです。
企業においても
環境・SDGsへの配慮、
虚礼廃止、
経費削減、
ペーパーレスやデジタル化などで、
「年賀状を廃止」する傾向にあります。
一般にも年齢に関わらず
「年賀状じまい」をする方が
増えているようです。
仕方のないことでしょうか。
私も以前より差し出す枚数は減っています。
でも、ご挨拶させていただきたい方へ
お粗末ですが、お送りします。
年始のご挨拶に伺えない方へ、
元旦に
新年を祝う気持ちとともに、
旧年中の感謝を伝える年賀状。
日本人の古くからの文化です。
相手とのつながりを大切に思い、
思いやる心を形で表す
年賀状をおろそかにはできませんね。
さて、年末の家事は山積み♪
新しい年神様を
気持ちよくお迎えできるように励みます