兼ねてから、カウンセリングとボディワークを統合できないか
と思ってきて、今日、「プレゼンシング・ソマティックス」を提唱する
ジャック・ブラックバーン氏のイブニング・セミナーに行ってきました

もともと「乖離する身体」にはグラウンディングが不可欠なので、それにヨガを
使って効果をあげている「トラウマ・センシティブ・ヨガ」に大変興味を持って
いました。

プレゼンシングとはプレゼンス(現在)を感じること。
「今ここにある」という感覚。
身体や思考がとっ散らかってどこかへ離れて行ったとしても
「今、ここ」、自分の身体に戻す方法を学んだ。

近所に円融寺さんがあり、写経や座禅をさせていただいていますが
ここでお坊さんから伺ったお話と全く同じ。
過去でもない、未来でもない、「今、現在」に居るための座禅である、と。

呼吸を使って、自分の「今」を感じ、ここへ戻る。
マインドはおしゃべり好きで、私達を惑わせてばかり。
「怖れ」は過去と未来からやってくる、のだとか。
「怖れ」もエネルギーであるだけで、それを悪者にするのはマインドの仕業。
エネルギーなのだから、利用することもできるのだ、と。

おしゃべり好きなマインドを黙らせ、怖れさえも自分の味方につける。
必要なことは全て身体が知っているのだから、身体に聞け。
痛みや怖れを身体の中から感じてみることで、身体の中に入って行く。

もっとわかるように、まとめて書けと言われることは承知の助。
これじゃわかんないよね?

行った人だけがわかるってことで。
納得と言えば納得。当たり前と言えば当たり前のメソッドだけど
呼吸の方法やその使い方は、ちょっと「いいな」という感じ。

過去でも未来でもない、今にフォーカスし、それを身体の中から感じる

そ、ね。ちょっとしばらくはグラウんディングに使ってみる。