いきなりですがみなさんはパティシエに
どのようなイメージを抱かれているでしょうか![]()
テレビで見るようなパティシエさんは
毎日お菓子に囲まれて、キラキラしていて、、
多くの人が一度は憧れる
そんな夢のある職業"パティシエ"
自分にできるか
向いているか![]()
不安になりますよね。
今日は実際に製菓学校を卒業して
パティシエールとして働き、
現在はパティシエの主人とともに店舗を経営している
私miroが思うパティシエに向いている人とは
について
お話ししていこうと思います![]()
食べることや物作りが大好きな人
一番重要なのは、お菓子やお菓子作りが好きなことです![]()
好きこそものの上手なれ とよく言いますが
色々なところでケーキを食べてみたり、色々なものを見たり
自分の中での"美味しい"”美しい”の引き出しをたくさん用意しておくことは大切です。
ただ用意されたレシピ通りに作るだけではなく、
新しいケーキを作ったりする機会があるパティスリーも多いです。
ましてや独立するとなるとオリジナルのレシピをたくさん作らないといけません。
実際にうちのお店ではレストランでの食事をヒントに
スイーツを開発したり、コンビニやスーパーのお菓子から
発想にヒントを得て作ることもあります。
お菓子に留まらず食全般が好きで興味がある方の方が、
より苦なく日々の生活からもお菓子作りの
閃きを得ることができるでしょう![]()
やる気と根性があるタフな人
一昔前に比べると労働環境もだいぶ改善されてきたとはいえ
長時間労働や体力勝負、職人気質な現場である場合が多いです。
家でお菓子作りをするのと大きく違う点は”作る量”です。
材料も必然的に大量になりますので20〜30kgの小麦粉や砂糖を運んだり、
カスタードクリームを大量に炊いたり、生地を混ぜたりと力のいる作業ばかり。
特に腱鞘炎や肩こり、腰痛には悩まされます。
長く続けるためには日々の体のメンテナンスや体力作りも欠かせません。
そして力は必要ないのですが新人時代に想像以上に
大変だったのが洗い物の多さです・・・
特にシリコン型やカヌレの銅型など食洗機では
汚れが取れなかったり洗えないものは根性で洗うしかありません![]()
1日何百と作るので日々戦いです![]()
地味に手荒れも辛いです。。
お肌の弱い方は手袋やハンドクリームでしっかりケアしましょう![]()
探究心の強い人
お菓子作りは科学です。
チョコレートの溶かす温度、乳化の仕組みなど
工程ひとつひとつに意味があり
しっかりと理解しないとうまく作ることはできません。
生地の状態、水分量なども基本のレシピはあっても
気温や湿度によって毎日微妙に状態は異なります。
それを面白い
もっと知りたい
と突き詰められる方には
楽しんでできるお仕事だと思います。
クリエイティブな思考やセンスを持っている
美しい飾り付けや、メッセージプレートを書いたり
美的センスを問われるのはもちろん
オーダーケーキや創作を求められる場合も多々あります。
思考やセンスは後天的に身につけられるもの。
美しい、綺麗だと思うものは積極的にたくさん見て
学んでいく姿勢が大切です。
人に喜んでもらうのが好きな人
これまで大変な部分に多く触れてきましたが
ケーキやお菓子は基本的に幸せなシーンで使われることが多く
たくさんの方に笑顔と元気を届けられる最高の職業だと思っています。
食べてくださる方のことを思って一つ一つの仕事を丁寧に、
素敵なパティシエ、パティシエールになって欲しいと思っています![]()
これから目指していこうと思っている方に
参考になれば嬉しく思います![]()
参考になるな、続きが読みたい
と
おもってくださったらいいね
して
くださるとたいへん喜びます![]()