松戸市役所(左が本館、右が新館)
現地建て替えにかじをきる
3/11(水) 14:00〜、庁舎整備に関する特別委員会が開催されました。私は委員の1人として参加しました。そこでは、市役所の建て替え場所について、市の考え方が示されました。
結論から言うと、「現地建て替え」に大きく転換しました。これまで市は新拠点ゾーンへの移転立て替えに固執し、その計画を押し進めてきましたが、昨年6月に新市長が誕生し、改めてこの問題が検討されることになりました。
新市長は移転計画の白紙撤回、有識者によるプロジェクトチーム設置、市民への意見聴取、事業費事業期間についての比較検討などを行い、まずは場所を決めると言う課題を進めてきました。その結果今回の結論に至りました。
共産党は一貫して現地を主張
この間日本共産党は一貫して現地建て替えを主張してきました。その理由は広さ利便性、今後の活用等様々です。また、移転立て替えが、市民や議会への説明なく新拠点ゾーン移転ありきで進められてきたことの問題点も指摘してきました。そして今回の市民アンケートでも市民が事業費の次に利便性を重視し、高低差が大きな障壁となっていることがわかりました。今回の市の方針変更はこれら市民の意見もきちんと取り入れた結論だと言え評価できます。
有識者会議でも忌憚のない議論が
有識者のプロジェクトチームでも、忌憚のない率直な意見が出され、良い会議だったと思います。4名のメンバーは国交省、大学教授、民間から2名でしたが、それぞれ知見や経験に基づき、含蓄のある発言が多く聞いていても参考になりました。
特に2回目の傍聴で印象に残ったのは、国交省の方の「分散していると市民だけでなく、働く職員も大変だ」との発言や、「市民が利便性を重視している事は重く受け止めるべきだ」との発言や「市役所はできた時がピークではなく、その後何十年も使うので、その先を考えて作るべき」などの発言です。
今後は遅くとも6月までに議案提案
今後は遅くとも6月議会までに基本計画策定などの議案を提案するとのことです。最終的には議会の議決で建て替えが進みます。現地での基本計画に議会がどのような賛否を示すのかが鍵です。
保守系の賛否は?
昨日の特別委員会では保守系から多くの質問が出され、なぜこの間移転建て替えであったのに、現地建て替えに変更したのかや、新拠点ゾーンと一体で進められてきたこの計画を突然変更することへの疑問や新拠点ゾーンは災害拠点として優位であるなど、移転に固執するものでした。
したがって議会の判断がどうなるかはまだ読めないところではありますが、市長が現地建て替えと舵を切ったことは、非常に大きな決断です。
『市庁舎ネット』の果たした役割
この間「市庁舎現地建て替えをみんなで考える市民ネット」と言う市民団体が現地建て替えを求めて2年前の夏から活動を始めました。私も世話人の1人として当初より関わってきました。活動としては月一回程度の世話人会、シンポジウムの開催、署名、市との交渉、学習会などです。特に2年前の夏に1ヵ月半かけて市内13箇所で行った『連続学習会』はのべ400人以上が参加し、この運動を広げる大きなきっかけとなりました。今回の方針変更にこの運動の果たした役割は決して小さくなかったと思います。
これからがさらに重要
この問題はこれで終わりではありません。ここからがある意味スタートです。どの様な市役所にするのか、また新拠点ゾーンはどうするのかなど、議論すべきことは山積しています。
昨日の特別委員会後に市庁舎ネットの皆さんと簡単な打ち合わせを行いましたが、そこでは市役所の機能や新拠点ゾーン整備についてもしっかりと要望をしていくことが確認されました。
次回市庁舎ネット世話人会
◯3月25(水) 18:00〜20:00
場所 市民会館 302号室
どなたでも参加できます。どうぞご参加下さい❣️
