昨晩エリザベート前夜祭見てきました。
チケット当選した時は、狂喜乱舞。
もちろん家族は仕事ですので、私が(あわあわ)
誰と行こうかなって考えて、ヅカファンのための建物案を製作して見事賞を取った才女ちゃんをお誘いすることにしました。彼女自身は強烈なヅカファンではなく、製作のために意見を聴取した側。
ではあるが、製作過程で、明日海りお伝説に触れ、現物(失礼)を見てみたいだろうとお誘いしてみました。
私はね、俗にいう100周年からのライトファンですから、そりゃ、みりおのトートが唄うとこ見てみたいよってことで
いやがうえにも盛り上がって行きました。
劇場内は独特の雰囲気でしたね。
19時開演ですから、夜の大劇場って新鮮でした(新人公演は一回しか当選したことない。100周年からですよ)
さて、改札の後は、エリザの世界。自動演奏ピアノはちゃんとエリザベートを演奏していたし、今日の「前夜祭」のタイムテーブルを写真に収める人で列が出来ていました。
パンフは?と心配するまでもなく、ちゃんと座席に一つずつ置かれ、それも、ひとこちゃんトートのクリアファイル付き。これから物販するものではなく、ちゃんと「前夜祭」とプリントされたこの日用のクリアファイルです。こういうとこ、歌劇団は本当にちゃんとしていますね。
さて、始まる時に、いつものアナウンスは、出て来た司会の方がしました。
てっきり、「みなさま、本日は」って、ひとこちゃんアナウンスで始まるかと思ったんですが、ま、お祭りですからね。
で、そこから、原作者のオーストリアのお二人のビデオメッセージが画面に映しだされ、
「字幕いらんやん」という位、わかりやすーい英語でした。
特徴的だったのは、トートではなく「death」、エリザベートではなく「エリザベス」と発音されていたこと(字幕はそれぞれ、トートとエリザベート)。それから花組は最初「Flower group」と言ってから「troupe」と言い直されていました。そんな位とっても聞きやすい英語でした。お二人ともご存命なんだって思ってしまいましたが。
才女ちゃんの親御さんは通訳なので、この英語、絶対お手の物だろうな、なんて思いながらみました。
さて、いよいよパフォーマンスってなるんですが、本編の2幕の最初、ルキーニの記念撮影から始まるんですよ。
きわみん、最初からアドリブですよ。
緊張するだろうな。
と思いきや、めっちゃ上手だった。
声もいいし、一気に会場をがっと掴んだ感じ。
からの「キッチュ」
上手だった。
いい声だった。
きわみん、強いなー。
あちゃーな歌唱を予想した人は少なくないと思う。
だって、後のトークショーで言ってたけど、お稽古始めて2週間ですってよ。
それでここまで持って来た。
あるいは、巴里祭の後猛特訓した?
巴里祭やってよかったよね。
あと、小池先生がこの構成を考えたと思うので、最初にきわみんをもってくるあたり、期待してるんだなーと思う。
観客はおそらく母のように心配し、そして感動したんじゃないかな。大きな拍手でした。
からの、ノーブルフランツと待望のみちゃきエリザ。
もうね、美咲ちゃんはエリザそのものでした。
あとの歌唱もそうだけど、背が高いし、細いし(あとで、はなちゃんにウエスト50cmだと思うといわれてましたね)
まんまエリザベート。
歴代のエリザを(と言っても100周年の花組エリザからかな、ほんとうはヅカファンになる前に月組でみたんですけど)見てきましたが、一番、エリザだと思う。
本当のエリザベートは、結婚したのが若すぎだから、結婚してからも背が伸びて、フランツを追い抜かしてしまったそう。スレンダーで背が高い美咲ちゃんそのもの。
そして、あの白く広がるドレス。よく似合ってました。
ポスターは、上半身だけだったけど、下まで見えると本当に優雅、男役さんに囲まれてたった一人のお姫様。
いやーよかったです。
で、予想通りかっこよいトートと、二人のルドルフとやってくれた「闇が広がる」
もう、ここでありがとうですよ。
二人のルドルフも、どちらもいい。これも歴代エリザの中ではぴか一じゃないですか。
らいとのルドルフはイケメンすぎた。
いやーどっちも一度に見る事ができた前夜祭は、これだけでもチケットの価値があります。
で、明日海りおですよ。
最初、あまりにルーズな感じのお衣装で、後ろ向きに立っていると白すぎて、細すぎて、
やっぱりきれいなお姉さんになっちゃったよね
と思っていたんですが(密かに、2014年のトートの衣装とお化粧を期待してた)
唄い出すと、やっぱり、明日海りおだー、男役だーと思いました。
で、私の予想通り「私が踊る時」をはなちゃんと歌い、
その後、「愛と死の輪舞」を謳ってくれました。
その時は、銀橋に出て来たんですけど、気負わず、全く緊張した素振りはなく、でも歌唱は確かで、
あのときね、普通のジェンヌさんの逆を感じたんです。
普通は、発声という位なので、発する人が観客に届くように歌いますよね。
でも、明日海りおは、観客を引き付ける。
引力というか、声でこちらを引く。という感じがしました。
まさしく、スターのオーラ。
すっかりきれいなお姉さんなのに、ゆったりと歌っているのに、
ここまで引き付けるとは、さすがと思いました。
やっぱり、明日海りおだって思いました。
という感じです。
構成的には、後半になるにつれグダグダな感じになり、
みりおとひとこの話ーとか、みりおにきゃーという感じになるひとこ
とか、ヅカファンだったら、めちゃ楽しめる構成ではあるんですが、
非ヅカファンだったら?だと思います。
そりゃ、お稽古始めて2週間なので、パフォーマンスだらけは無理だと思うけど、
初演のお二人の苦労話とか、製作発表の映像っていりましたかね?
いや、私はファンだからいいけれど、年若いお隣の才女が果たして楽しめたかどうか
という構成ではありました。
でも、みりおのゆるーい励ましに、ひとこちゃんも一瞬力が抜けられたみたいだし(力が抜けないと、次にがんばれない)、初演の二人もあんなに苦労していたんだってことを知れて、今の花組のエリザベートのためにはなったような気がします。
前夜祭といいながら、過去の製作発表会のちょっと大きめバージョンを観客を呼んで見せた、というそんな感じのお祭りでした。
