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回れ右お願いいたします。

 

雨前終節

(二人が婚姻の儀をしたがフェイのいないすきに村の男たちにレイプされそうになり、逃げたところまで戻ります)

二人は村人たちに捕らえられて牢にいれられてしまう。

その時、フェイの家族が来て結界を張るために族長の血を絶やしてはいけないことを村人に伝えた。

村人は信じられないと言うが、村人たちを守るためにフェイの父は死んだと伝える。

フェイはナーヤが自身の子を妊娠していると嘘をついたが、見極めるために牢に入るように言われた。

 

二人は寒い牢で体を寄せ合って、愛を確認しあう。

別れの予感がしていた・・・。

 

ナーヤは夢でフェイの子を授かったことを知った。

フェイとの残された時間を大切にしたいと思う。

・・・マツリカの香りがした。

何かが気かづいてくる気配がした。

 

目を覚ますと光が会いに来たと言う。

フェイに光が降りかかろうとしたが、ナーヤは近づけてはだめと思う。

光は、フェイの命はまもなく尽きると言った。

ナーヤはフェイを抱きしめた。

フェイの息がだんだん弱くなってきた。

光はフェイをあるべき場所に戻すと言う。

ナーヤは声の主に蛍聲様かと聞いたが、違うと言われた。

子がおなかにいるから見逃してほしいと頼む。

光は10月10日ののちに自分のものになるならいいと言う。

フェイが、この子を腕に抱けるなら構わないと言う。

光はわかったと言って消えていった。

声はフエンだった。

 

2人は残された時間を大切に生きた。

村にはもう2人を排除するものはいなかった。

この思い出があれば生きていけると思うのだった。

 

鈴の音がして、フエンが迎えに来た。

その時、赤ちゃんが誕生した。

フェイが愛しい子に会えたと言う。

幸せだ・・・お前が大好きだ・・・ずっと見守っている・・・

そう言ってフェンは目を閉じた。

・・・少し疲れただけだよね・・・またすぐに会えるよね・・・。

 

お前と生きられて幸せだった。

だからもう悔いはない。

だからお前も悲しまないでくれ。

俺がいなくても泣かないで。

いつか生まれ変わったらきっと会いに行くから。

・・・泣きたいのは俺だった・・・

お前と一緒に生きたかった・・・

俺はもう行かなくちゃ・・・

さよなら・・・愛していたよ・・・

 

明前終節

(フェイがフエンとなり、一緒に暮らしていた王宮と似ている場所に来たところから始まります)

孔雀と呼ばれてナーヤは孔雀としての記憶を取り戻したいと思う。

孔雀として幸せになりたいと思った。

フエンに抱かれながら、自分はだれだろうと思っていくのだった。

 

もう一度、王朝を取り戻そうとフエンに言われた。

目をつぶると誰かの顔が思い出せそうなのに思い出すことが出来ない。

もう自分がマツリカの娘であることも思い出せない。

そして、蛍聲様の姿ももう見えない・・・。

 

フエンから仙丹を貰って飲む。

これでフエンと同じ長い時を生きることが出来ると言う。

こんどこそ終わらない王朝を始めようと言われる。

永遠に一緒だと言われ、終わらない独占欲が続く・・・

だが、失ってしまった何かがあったと思うのだった・・・

 

ようやく取り戻せたんだね・・・

もうお前を失わせはしない・・・

この手で守り続けよう・・・

ここからもう一度やり直すのだ。

だから私をフエンと呼んでくれ・・・

お前が恨んだ分だけすべて自分を罰しよう。

愛している__

 

春前終節

(蛍聲から逃げようとしたが見つかってしまった処から始まります)

蛍聲に孔雀と呼びかけられた。

突風がフエンに襲い掛かる。

風が二人を引き裂いていく_手を伸ばしてもつかむことが出来ない。

蛍聲が孔雀と呼ぶ。

またお前に会えた__最後の樺のむすめよ__

自分の名前がわからなくなっていった。

その時、ナーヤと呼ぶ声。

フエンが必死に手を伸ばしていた。

フエンはこの娘は孔雀ではないと言う。

お前が孔雀を蘇らせたのだろうと言われる。

フエンは違うと叫んだ。

蛍聲はもう一度やり直すためにナーヤを孔雀にすると言う。

仙虹が聖獣に敵うはずもない。

なぜ彼女ばかりが不幸になるのかと思う。

彼女の最後のかけらが無くなろうとしていた。

__もういいの

彼女は言った。

好みを彼女に託すと言う・・・。

ナーヤを守ると孔雀には二度と会えないとわかっていた。

だが、構わない。

ナーヤ_お前が好きだ・・・

私が愛したのはお前だ・・・

フエンはマツリカを咲かせた。

ナーヤの中から孔雀が消えていった・・・。

 

フェイの声が聞こえた。

だがフェイは死んだのだ。

一人で旅をしていたのは遠い昔のようだと思う。

__頼む、起きてくれ!!

目を覚ますと誰かが抱きかかえてくれていた。

フェイに似ているが違う人。

・・・よく思い出せない。

フェイと呼ぶとそうだよと答えてくれた。

 

愛してる・・・

お前をこれから悲しませてしまうのかもしれない・・・

フェイではないと言われてしまうかもしれない。

・・・フエンでなくなったとしても構わない。

二度とフエンと呼ばれなくても愛する気持ちに変わりはない。

傍にいさせてくれ・・・

生涯をかけてお前を幸せにする。

マツリカ村でフェイとしてさ・・・

 

このルートはどれも悲しすぎる結末・・・

どのルートも涙なしでは通れません。

フェイは絶望ルート×3という・・・ww

 

次は総感想書きます☆