個人的な感想を書いています。
ネタバレを含みますので、回れ右推奨です。
ゼベネラ(CV:羽多野 渉)
ナーヤは秘境マツリカ村で暮らす娘。
炯眼をもっており。宝玉鑑定士として暮らしていた。
蛍星祭の夜
白狼族の王_ゼベネラが村にやってきた。
ナーヤは白狼族の前王とナーヤの母親のチイカとの間に出来た子供で、白狼族の血を引く娘だと言う。
自分と結婚して白狼族の子を残してほしいと言われた。
マツリカ村では村以外の男と子を作ってはいけないと言う厳しい決まりがあった。
外の人と作った子は凶の子(タオウー)と言われ、災いをもたらす存在として恐れられていた。
ナーヤがタオウーだとわかったとたん、村人たちの態度が急に変わって、石を投げられ殺せと言われた。
しかし、村に残りたいナーヤは牢につながれてしまった。
だが、村が襲撃され火の手が上がる。
必死に逃げたがどんどん村人たちが殺されていく。
ナーヤはゼベネラに助けを求めるため、一人で雪山に向かうのだった。
ゼベネラはすぐにマツリカ村を助けに行ってくれた。
白狼族の統べる狼たちの圧倒的な力で、攻めてきた兵士たちを退けた。
ゼベネラにお礼を言う村人たちだが、炯眼は村に入れたくない様子。
タオウーはゼベネラに捧げようと村人たちが言い、沢山の貢ぎ物を持たせられて、村から出されてしまった。
白狼族の婚礼衣装に着替えるとなぜか安心した。
狼たちが引くそりに乗って白狼族の集落に向かうのだった。
やがて美しい集落へたどり着いた。
子供たちが駆け寄ってきて、歓迎して迎え入れてくれた。
婚礼の儀を行うとこになり、ゼベネラは用意をするためにいなくなってしまった。
かわるがわる沢山の子供たちが来てくれて、とても楽しい。
しかし、その子供たちはほとんどが拾われた子供たちで、川に流されてたどり着いた子供たちだという。
ゼベネラが獲物を持って帰ってきて婚礼の儀が始まった。
ふと、子供たちばかりで集落には大人がほぼいないことに気が付いた。
集落は人より狼の数のほうが多いと言う。
村は狼によって守られていたのだった。
やがて、二人きりになり夫婦としての務めを果たすことになった。
ゼベネラは生涯の伴侶として大切にすると言ってくれた。
朝が来た。
体が痛くて起き上げることができない。
ゼベネラは狩りに行っていて留守だと言う。
動こうとすると、激痛で転びそうになってしまった。
ゼベネラが抱き留めてくれる。
優しい人だと思った。
みんなが忙しく働いているのに自分だけが休んでいて申し訳ない気持ちになった。
しかし、王の血筋であるナーヤには何もさせられないと言われてしまう。
せめてみんなの繕い物をすることになった。
また夜が来た。
ゼベネラに抱きしめられたが、無理はさせないと言われておだやかな気持ちで眠りにつくのだった。
朝になり、痛みはもうなかった。
白狼族は、本来結婚はしないという。
種の保存のため、多くの子供を産むことを重んじられていた。
ゼベネラの子が他にいるのか気になったが、王は狼の様に番は一人と決められていた。
大人がいなくなってしまった原因は妖魔のせいだった。
甘い言葉で惑わせて大人を殺してしまったと言う。
山に住み着いているため、気を付けるように言われたが狩りにいったゼベネラが妖魔に襲われないか心配してしまう。
狩りから帰ってきたゼベネラに駆け寄ってしまうナーヤだった。
そんなナーヤを見て、ゼベネラはある場所へと連れて行ってくれた。
そこは前王の家・・・ナーヤの父親の家であった。
小ぶりな短剣を遺品としてもらった。
父親の遺品はすべて使っていいと言われた。
ゼベネラは前王に拾われて育てられたと言う。
王は、弱くなってしまうからという理由で番を持っていなかった。
だが、ナーヤの母親のチイカと出会ってしまった。
やがて、子供を身ごもりそれがナーヤだった。
婚礼の儀を白狼族の中で執り行い、夫婦となった。
チイカも炯眼持ちだったが、王も炯眼持ちだったのだ。
やがてチイカは子供のためにマツリカ村に戻ることを決めた。
寒さの厳しい雪山は子供を育てることに向いていないため、死んでしまう子供が沢山いたのだ。
前王はナーヤが健やかに育つように遠くからずっと見守っていたのだった。
だが、3年前に前王は病で死んでしまった。
王の遺言に従って、ナーヤを迎えにきたという。
それが、こんな風に村を追われることになるとは思わなかったという。
すまなかったとゼベネラが謝り、抱きしめられた。
自分が強い王になり、故郷になると言ってくれた。
ゼベネラはナーヤの笑顔が見たいと思っていた。
ナーヤのことを考えると心がかき乱されるのだった。
村の少年がある日行方不明になってしまった。
あわてて探し回ったが、村の中にいない。
馬に乗って雪山に探しに行く二人と狼たち。
洞窟の中で妖魔に襲われそうになっていたところを狼たちが飛び掛かって何とか助けた。
村に帰ると、ナーヤの目に前王の炯眼が宿っていた。
女に受け継がれたのは初めてだという。
炯眼の中には白狼族の文様が宿っており、危険を知らせるものだった。
ゼベネラの村を襲ったのも妖魔だったという。
村を守ってほしいといわれ、少し不安な気持ちになったが抱きしめられて落ち着いた。
ゼベネラとナーヤはキスをした。
改めて、ゼベネラはナーヤについて考えた。
こんなにか弱いものなのか・・・と。
独占欲が渦まき、お前は私のものだ・・・と伝えた。
村に炯眼が戻ってきた報告を白君にするという。
白君は狼が修行して仙虹となったものという。
白君の像のある洞窟に二人で馬に乗って旅立った。
白君の像に貢ぎ物をささげた。
白君は生きていて、この山を守ってくれていると言う。
ナーヤは早く子が欲しいと思っていた。
子が生れなければ白狼族は滅びてしまう。
自分はそのために嫁いできたのだと思っていた。
しかし、なかなか子を授かれなかった。
ある日、狩りに行くゼベネラを見送ろうとして倒れてしまった。
本日はここまでです☆