おはようござます!

また久々のブログになってしまいました。
アプリを開き、
自分の過去のブログを遡って、
コメントを読み返したり、
浪江の写真を見たり、
このブログのあり方、
震災をどう伝えるべきなのか
もう一度考えていました。

先日、被災者ではない、
関東に来てから知り合った人と
震災についてお話する機会がありました。
その人は震災のことをしっかり理解してくれていますし、私がこのブログを書いていることも知っています。
でも、意見も言ってくれる人で。
やっぱり被災していない人は興味を持ってくれる人も大勢いるけど、そうでない人もいる。
どうしても経験した人にしか分からないものがあるし、興味を持ってもらわないと意味がないということ。
震災のことを理解して私のブログを応援してくれている事もそうですが、現実をみて、客観的な意見を貰えたことが、ブログを書く意味を考えさせられて、私にとってとても良い機会でした。

私はできるだけ震災のことを多くの人に伝えたいです。

でも、やっぱり大勢の人に伝えるために、
何か行動を起こすのは一人では出来ないこと
であって、私のできることは本当に小さいことです。
そこでこのブログを書き始めました。

しかし最近は書くべきなのか、
書いても意味がないんじゃないか、
そんな風に思っていました。

高校も楽しくて、やっと卒業して
大学も大変だけどすごく楽しくて
浪江のことが頭からどんどん消えて行きました。

そんな私が、他の誰かはもっと大切に思っている浪江の事を書いていいのか、
震災の被害や、その後の生活を読みたい人なんているのかと考えてしまう日々が続き、
どんどん投稿する日も少なくなっていきました。

でもやっぱり緑をみて、海を見て、
思い出すのは浪江です。

私は今幸せだけど、もし震災が無かったら
父と一緒に、同じ家でずっと暮らすことができたし、
祖母の認知症も進みが遅かったのではないか、
小学校の友達と高校まで一緒で、
一生の友達になれたかもしれない、
もしかしたら、を永遠に考えても仕方ないのですが、
絶対に違う未来があったはずです。

何を1番伝えたいかもう一度考えました。

当たり前は一瞬で消えてしまうということです。

自分は大丈夫は絶対に無いんです。
私もそう思っていたから。
大きな地震なんて知らなかった。
大きな地震が来たらどうしようなんて
考えたことなかったんです。
怯えたことなんて一度もありません。

一度地震にあってしまうと、
敏感になってしまって少しの揺れや
日常で聞く音にも恐怖を感じることがあります。
地震速報は皆さんドキッとすると思いますが、
その感覚が日常的にあります。

そういう私が可哀想なのではなくて、
少しでも地震の恐さを知ってほしい。
災害に関心を持ってほしいです。

もちろん今後来ると言われている大地震に
怯えている方も多くいると思います。

毎日地震が来たらどうしようと思っていては
生活の中での不安が多すぎます。

でも頭の片隅に地震やその他の災害が
自分の周りで起きたら?
その時自分はどうする?
そう考えてみてください。

災害はいつどこで起きてもおかしくありません。
後悔しないように、
いつ当たり前が無くなるのか分からないから。

このことを1人でも多くの人に
伝えたいです。
大勢に伝えるのは難しいけど、
何か考えが変わる人がいてくれれば、
私の言葉が人のためになれば
このブログを書く意味はあると思います。

最後まで読んでくださりありがとうございます!
だいぶ暖かくなってきましたが、温度差がありますので体調にはお気をつけください!

これからもブログを続けていきます!