可愛い恋人の頼みごとなら、何でもかなえたいのが男というものだと思っている
「先生」
「どうしました?ケータ君」
上目遣いで見上げてくる恋人を本能のままに抱きしめて
次のケータの発言を待った。
「あのね」
「はい」
にっこりと微笑んで髪をすけば
ケータは
「先生のお部屋につれてって?」
「・・・・」
微笑んだまま、先生は固まった。
「え・・・?」
「先生のお部屋につれてって?」
一人暮らしの男の部屋に連れて行け。
つまり、それは・・・
アレ。だろう
その、やましい事をしてもいい、と・・・?」
「これ言ったら特別なことしてもらえるってドラマで綺麗なお姉さんが言ってた」
「そ、うですか」
特別なことをするかしないか、先生は2つの答えの間でぐらっぐらに揺れた。