その頃、彼自身で高みを目指していた。IT企業には、試験を受けてレベルアップが可能らしい。すべてクリアしていた。凄く尊敬していた。頭も顔もいいし、結婚したい人だった。カナダに行く前に、余命短い別居している父親がいた。もぅ5年ぶりかな、会っていなかった。カナダに行くし、余命短いけど分からないし、お見舞いに行った。病室につくとドキドキして止まらない。息が止まりそうになる。父は眠っていた。黄色い肌色で老人の様に痩せ細り、いかにも病人だった(泣きそう)静かに側の椅子に座り、痩せたな~お父ちゃん。大丈夫?と見ていたら、「ハッッビックリした〇〇か。」起きた。マジ、ビックリした感じ。少し、話してカナダに行く餞別をもらい別れた。結婚や彼とのことも聞かれた。まだ結婚はしないし夢があるし、と伝えた。帰国しても父は生きていた。良かったが、土産ひとつ持たず会いにも行かなかった。県外の姉夫婦が、面倒をみていたから。
父親に花嫁を見せたかった、ただそれだけ。生きてさえくれれば、会えたのに。