恋のはじまり  理想現実ワンクリック♪ | 羽月ミリ
現場に向かう途中、地下鉄を降り駅を出てコンビニへ


買い物を済ませお店を出ると、さっきまでとてもいい天気だったのに



土砂降り・・・・


これは・・困ったな

お店に戻って傘を買おう


と思ったところ


目の前にタクシーが停まった


ちょうど駅まで乗ってきた人たちが降りるところだった


ラッキー!これに乗って行こう



手を上げ、私乗りますアピール


先に乗ってた乗客が降りるのを待って、私が乗り込もうとした時


運転手さん「お客さん!!忘れ物!!!忘れ物!!!!!」

乗客A「忘れ物やって!!」

乗客B「いや、ないよ」


そして二人は駅に降りる階段へ


私も車内を外からみたけれども、なにもない



!!!!!!!!

あった!!


ドア付近のシートカバーに、ストラップが引っかかってぶら下がってる携帯電話!!!!!



運転手さんは降りられない

私が行ったほうが早い


私はシートカバーから携帯電話を外し、ダッシュで乗客ABの元へ


乗客B「あーーー!!!!ありがとう!!!!!!携帯めっちゃ大事なのに!!」



それはよかったw


無事届けてタクシーに乗り込もうとした時、あることに気づいた



あれ?・・・雨やんでる?



ふと振り向くと、一部始終を見ていたサラリーマン風の男性が

そっと後ろから私に傘をさしていてくれてたんだ


あわててて気づかなかったけど、たぶん携帯電話持って追いかけてたくらいからさしていてくれてたんだろう



ちょっと!!イケメンすぎるやろ!!!!!!

惚れてまうやろおおおおおおおおおお!!!!!!!!!



なんだかとても恥ずかしくなった私は

「あああありがとうございますひゅふy!!!」


とお礼だけ言って、タクシーに逃げ込んだ

爽やかな笑顔で見送ってくれるおにぃさん




ここで、次に雨が降った日

もう一度、偶然出会っちゃうのがドラマ


このまま何もなく

そんな出来事があったことも忘れてしまうのが現実



ならば

忘れないようブログに書いておこう、そうしよう




優しいイケメンさんへ

本当にありがとうございました

ちゃんとしっかりお礼が言えてなかったかもしれませんが、すごく嬉しかったです

ありがとうございます!!