イエアイエア!! | 羽月ミリ
KhaosTVを終え、おうちへ変えろうと電車に乗った


だんだん眠くなってくる

明日も早いし着くまで寝るかーー


そんな時



斜め前に座ってるおじさんがちょうど通りかかった車掌さんを呼び止めた


おじさん「すみません、〇〇でおりるんやけど寝てたら起こしてもらえます?」

車掌さん「はい、わかりました」



え? そんなん出来るんですか?



でもでもでもでも!!!!

車掌さん忙しいよ?

つぎはっは~~どこどこっほぉ~~どこどこっほぉ~~~

って言ったりしなきゃいけないし!!!!!!!



・・・・・

おじさんがちゃんと降りれるか心配で眠れない(´・ω・`)

よし、ボクが見届けよう

きっとこれがボクの今日最後の使命なのだ



ガタコーンガタコーン、ガタコーンガタコーン




~~ 中略 ~~





( ゚д゚)ハッ!

次はおじさんが降りる駅!!!!



車掌さん「お客さん、次です起きておいてください!」

車掌さんきっったああああああああああああ!!!!!!

ちゃんときったああああああああああああああ!!!!!!!



だがちょっとまってほしい

まだ着くまでに5分以上ある


寝起きの寝付きのよさは異常なんだ




おじさん「・・・・・・・・・・グーグースヤスヤzzz」




ほっらああああああああああああ!!!!!

ほっらあああああああああああああああああああ!!!!!

寝てしもたやないかあああああああああ!!!!!!!!!



しゃーない、ボクの出番だ

寝ずにがんばった甲斐があるってもんだ!


ボクはひざの上に置いていたカバンを隣の座席に置き、瞬時に動ける体制をとった



車内放送「〇〇~~、〇〇に到着で~っへ~~っす」


きた!!いまだ!!!!

行ったるでええええええええええ!!!!!!!




トントン、トントン

ミリ「すみませ~ん、着きましたよ~~」

おじさん「ん~  ・・・んん~~」


今にも「あと10分だけ」とでも言い出しそうな雰囲気だ


ミリ「〇〇ですよ!!着きましたよおお!!!!」

おじさん「あ? おー・・・」


なんかちょっと怒ってます?


ミリ「傘!!忘れてます!!!」

おじさん「ん・・・ありがとね・・・」



寝ぼけたままフラフラと立ち上がったおじさんは、ぶっきらぼうにそう言い残し電車を降りて行った

やっぱりちょと怒ってて恐かったです(´・ω・`)




そしてボクは


安堵感で眠りに付き、気づけば見知らぬ遠い街・・・・というオチもなく

無事に帰宅しましたとさ




みんなも電車に乗る時は気をつけよう!

この時間、戻る電車が無いなんてこともありまくりなのだ

なんて電車乗り過ごしまくりのボクが言うことでもないけどw




それでは改めて

たっだいまーーーーー!!!!!!!