この日はとくに気持ちが悪い日。
術後から微妙な頭痛が続いてたけど、それと吐き気のどちらも強くなって、かなりやられてた1日だった。
7時50分に食事が運ばれてきた。
・・・・ 全っ然、食欲がなかった。
もともと食べることが大好きで
入院食は残さず食べきる!って決めてたのに、
驚くほど食欲がなかった。
でも、かなり頑張ってゆっくり食べた。
10時、術後2回目の💩。
まだ液体だった。
10時15分
お腹に繋がれてる、溜まった血液を出してる管を抜いてもらった。
縫われてた糸を抜くときの方が痛くて、管を抜くのはほぼ無痛だった。
にゅると抜けたのが気持ち悪い。
たぶん1~2センチくらいの穴なのかな、一旦は縫わずに止血を試みるらしい。
もし出血が止まらなかったら縫わなきゃいけなくなるかもと言われた。
絶対に嫌だと思った。体調がとてもしんどかったし、なのに傷の痛みにも敏感で、ほんとにやめてくれって思った。
血が出ないように極力動かないほうがいいんじゃないかと思ったけど、動かないのもよくないらしい。難しい。
10時半にカロナールを飲んだ。
12時に昼ごはん。
このときからお粥は終わって普通の白米。
朝と同様、まったく食欲なし。でも、これもかなり頑張って食べた。
朝ごはんを食べた直後に昼ごはんが来たような気持ちだった。
動いてないからお腹減らないのかな。って思ってた。
たぶん、ほんとに具合が悪かったんだと思う。
家族が面会時間終了の間際に来た。
きたら体拭いてもらったりしたかったのに、遅刻魔の家族たちだから到着するまでずっとひやひやしてて、
バタバタしてきてすぐ帰ったから、イライラもして余計にしんどかった。 笑
家族がくるまで体拭くのを我慢してたのに、結局自分で拭いた。
この日は、ほんとに
ずーっと、ものすごくしんどかった。
頭痛も吐き気もあって、とにかく体の置き場所がわからなかった。
ずっと死んでた。なにもできなかった。
熱っぽかった。
夜ごはん、食べれなかった。
2時間くらい置いといてもらったけど、匂いで余計に吐きそうだった。
一口、前歯でちょびっと噛むだけ、
おかずを口に運んでみたけど、吐きそうになった。
たぶん美味しいメニューだったと思うんだけど、病人には苦痛だった。
ゼリーとかフルーツだったら食べれたんだと思う。
吐き気止めをくださいとお願いしたけど、30分もこなくてナースコールで催促した。
たかが吐き気って思うかもだけど、一刻も争うくらいに具合が悪かった。
1分1秒が、早く終わってくれ って思うくらい苦痛で、
30分かかったのはほんとにこの時は勘弁してよって思った。
左手の点滴が繫がれてるところから吐き気止めを入れられる。
これがまた痛かった。
血管の中に薬が入るときに強烈な痛み。
ゆっくり流してもらうようにお願いしたけど
やっぱり徐々に痛みが強烈になってって、
おそらく管が血管壁にあたってるんじゃないか?っていう判断で、もうこの点滴は使えないから針ごと抜いてもらうことになった。
多少は吐き気止めが入っただろうし、
また点滴を刺しなおすのは嫌だったんで、吐き気は我慢してもう少し様子見ることにした。
明日の採血結果で輸血がまだ必要になるかもしれないから、そのために入れたままにされてた針だったけど、抜いてしまった。
でも、輸血が必要なら、また針をまた刺しなおすことになる。
吐き気止めはそのときまで我慢する。
どうか、輸血になりませんように。
(自己血だから輸血自体に拒否はないけど針刺しなおしが嫌なだけ)
痛み止めのロキソニンとカロナールは
各1日3回まで、各6時間はあけていく、
ロキソニンの方が強い、
寝る前にロキソニン飲んでおいた方がいいのかな、
など、これから来るであろう痛みが想像できなくて身構えてて、
頭の中で薬をもらう計算をして忙しかった。
とある若めの看護師に、痛みの度合いを10段階で聞かれて、
3っていったら「ほんとは4からじゃないとあげれなくて・・・ 今回はあげるんですけど、他の看護師だったらもしかしたらもらえないかもしれないです」って言われたんだよね。
3と4の違いってなんやねん、さじ加減やん って思った。笑
そんなこと言われたら今度から4って言おうって思うだけだよね。
この日はとにかくしんどかった!終わり。