(1)
傘の色の意味



赤 情熱
ピンク 愛
青 海と空
紫 大気(空気)
オレンジ 太陽
緑 樹木、植物

傘シリーズは環境問題から始まり
東日本大震災で白い花の傘に
かわった。
人が地球で暮らす中で大切なものを色で表した。
特に白い花の白は希望や未来が
生まれる新生を意味し、そこから
希望の花が咲くイメージを強く
意識した。

(2)
4つの花びらの意味



初期のクレヨン画には花びらが
5枚の花も存在している。
二人は花が生命体を描写している
ことに気づき始め、大地に咲く花は
4つの花びら、2枚の葉という形で
描くようになった。

96年頃にミレイは
「4つの花びらには四葉の
クローバーのような平和の意味も
込め、4枚の花びらを描くよう
にした」と語っている。
ヒロキは世界共通の認識と美的な
形で4つの花びらになったと
考えている。
このように4つの花びら説に関しては二人のそれぞれの意見もある。
花はミレイヒロキの花としてだけで
あり、実際に存在する花を描いてはいない。

(3)
今回展示した約20年ほど前にクレヨン画で描かれた4つの連作では、生命体として花を描いてる事に気付き意識した以降に描いた作品。
青の絵は人の夢や希望を表し、黄色の絵は荒れ狂う風に咲く強い花を、赤い2枚の絵では自然の持つ恐ろしさ暗雲、地球と宇宙の関係性を描いた。



ミレイヒロキがアーティストとして花を描き続ける理由をあえて3つ答えるならば
「愛を伝える」

※「二人が絵筆としての役目を理解した運命」

「二人が花を描き続ける本当の意味や理由は永遠に分からない」

※補足
絵筆としての役目とは、何らかの力によってミレイとヒロキが選ばれ二人でアートを通して花を咲かす役目を与えられた。

それを二人が早い段階から理解した事によって、
花を描き続ける事への迷いが一切なくなり、運命を受け入れる事が出来ている。

ミレイヒロキ

個展情報
Produced by WATOWA GALLERY 

ミレイヒロキ
Where have all the flowers gone?
花はどこへ行った?

2023年6月5日~25日 OPEN12:00~19:00
WATOWA GALLERY / 
THE BOX TOKYO
東京都台東区今戸1-2-10 JK bld 3F
More info : gallery@watowa.jp
*木曜休日
観覧料:500円〜
ドネーションシステム
(ミニマム 500 円から)
※水曜日 は観覧無料












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