こんにちは！
塾長の豊田です。
今回はうれしい報告をお聞きすることが出来たので記事にさせていただきました。
夏休み前に一人のお母様が相談に来られました。
【お母様Ａ美さんの相談内容】
うちの子、2年生なんですけど先日、学校から「もう少し自主的に行動できるように
お家でも指導してください」と言われたのですが、宿題は何とか毎日やるし、
学校の勉強も普通だと思っていたので正直、ショックで何が足らないか？
分からないのですが何をどうしたら良いのでしょう…
Ａ美さんは思いもよらないことを学校の先生から言われてしまったので
少し落ち込んでいました。そこで私はＡ美さんへ下記のように順番に説明しました。
私の塾でお子さんや保護者の方へ提供できる6つのことの１つに自主性を育てる
というのがあります。 そもそも自主性とは？なんぞや…
お母様に説明してみたいと思いますのでわからないことがあったら遠慮せずに話の途中でも構いませんので質問してください。私は教室の黒板に下記を書いて説明しました。
Ａ：◆学校が小学生に求める自主性
・学校の授業科目ごとに興味関心を自分で広げる
・自分の意見を言える
・他の児童への関わりを自ら持つ
Ｂ：◆お家の方の自主性のイメージ
・おうちの人に言われなくても宿題をする
・自分から進んで予習・復習をする
・自分で翌日の学校の準備をする
Ｃ：◆普通の塾で求めている自主性
・塾の宿題をする
・塾の予習・復習をする
Ｄ：★私の塾で育てている自主性
・お子さんには…やりたいと思ったことを自分の口でおうちの人に報告してもらう。
塾ではその都度、話を聞く・聴く
・お家の方には…塾でやりたいと発言があった興味関心ごとをお伝えしたうえで、
やらしてあげる機会を作ってもらう。そしてお家の方も一緒に体験してもらう。
黒板に書き終えると…
Ａ美さんは説明しなくても理解されていたご様子でした。
その証拠に「だから…言われたんですね。」
どうやら思い当たる節があったようなので学校でのお子さんの様子をお聞きしました。
Ａ美さんの内容はずばり、
Ａ：◆学校が小学生に求める自主性の・自分の意見を言える
お子さんはおうちでも自分の意志をはっきり伝えるのが苦手という事でした。
そこで、幼児期までさかのぼってお話をお伺いしたところ、原因が分かりました。
それは「過干渉」
分かりやすく言うと
「汚いから触っちゃダメ！ 危ないからダメ！ じっとしてなきゃダメ！ お母さんのいう事をきいて！」と、興味関心の芽を抑え込んでしまっていたことでした。
お子さんの自主性とはお子さんが興味関心を示して「やってみたい！」という気持ちが
行動に出ることです。
ところが、お母さんの制御がその都度、介入してくるので次第にお子さんは、
「怒られるからしない」と認識し始めます。
【Ａ美さんへのアドバイス】
出来る限りお子さんと一緒にお子さんの「やってみたいこと」をやってみてください！
一緒にやることで事故を防ぎながら、他の人に迷惑にならない範囲で
付き合ってみてください。
その後…
夏休みが終わり、Ａ美さんとお会いして様子を伺ったところ…
「先生！あの子がやってみたいこと、実はたくさんあったんです！
おかげで夏休みの自由研究はどれを学校に持って行こうか親子で悩んでしまいました」
と本当にうれしそうにお話しをされていました。
私の塾ではお子さんの自主性を育てるにはおうちの方の力が必要です。
したがって、おうちの方にも負担がかかります。おうちの方自身も気づかないうちに
テコの原理によってご家庭自体の自主性を育てています。
きっとＡ美さんのご家族はこれからいろんなことに挑戦していくでしょう。
教えることは簡単ですが、すぐに忘れます。
自分で考えて気がついたとは予想外に長期間、「体」が覚えてくれます。
頭で考えて覚えることも大事ですが、
心で理解して体で覚えることが出来たら一生ものです。
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魅錬義塾では、
学校の成績向上は当然のこととして考え
子どもたちの今後の人生に役立つ「考え方の育成」の1つに、
各検定試験挑戦を積極的に指導しています。
考えて実際に行動すれば、あらゆる問題に対応できる人へと成長していく
プロセスが出来るからです。
そして、結果的に学校のテストや入試でも高得点と取れる子に育ちます。
小学生をお子さんに持つお父様、お母様も考え方の育成に注目して、
お子様に寄り添ってあげて下さい。
特に習い事や塾を考えている保護者さまからのご相談をお待ちしています。
きっとお役に立てると思います。
※学校の成績が伸びないお子さんは私にお任せ下さい。
きょうはここまで。（＾＾）
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