つい先日2012年版キネマ旬報ランキングが発表されましたが、もう一度観たい、見逃してたから観に行こうって映画はありませんか。


広島ではサロンシネマ・シネツイン・横川シネマで入賞した映画を上映、上映予定のようです。

※当方製作「やんわり映画批評2012年総集編から、内容紹介を流用」


●キネ旬邦画ランキング1位 かぞくのくに

シネツイン本通にて 2/9(土)~2/13(水)(5日間限定公開)

※在日コリアン2世のヤン・ヨンヒ監督。監督には3人の兄がいる。しかし、日本から北朝鮮に渡り、現在は会うことの出来ない状態にある。そんな話を聞いたプロデューサーが、映画にしてみないかと監督を誘い、この映画が作られた。
1959年から約20年間、日本政府は在日コリアンに対して、北朝鮮に帰還する事業を行ってきた。しかし、これにより両親と子ども、兄妹がひき裂かれてしまった家族もいた。
北朝鮮に帰還したソンヒは、身体の治療ということで、25年ぶり非公式にではあるが日本に戻ってきた。3ヶ月という短い期間で、監視の同志もいるが、実の家族に友達と大変幸せな時間を過ごしていた・・・
井筒監督の作品などで在日などのテーマがの映画が何作も公開されているが、実体験だからこそ描けるこの映画にはリアリティがある。安藤サクラに井浦新、そして「息もできない」のときとは似ても似つかないヤン・イクチュン。こんなテーマなので、マスコミは絶対取り上げないであろう映画、しかしすさまじい映画。埋もれさせないためにも、皆さんぜひとも観てもらいたいです。映画は1997年という時代設定のため、工作員というセリフも出てくる。15年経って今はトップも変わったのでこの映画で描かれている状況は変わっていると信じたいけれど、今ミサイルとかで現状はやっぱり変わってないのでしょうかね。

■キネマ旬報1位ということで色々メディアが紹介はしているけれど、大々的に…ってわけではない模様。

映画内容が映画内容だし、とくにFなテレビは紹介は難しいのでしょうかね。てかテルマエ・ロマエ続編の方が大々的に放送されているような気もしますがどうでしょうか。


●キネ旬邦画ランキング2位 桐島、部活やめるってよ

シネツイン新天地にて 2/2(土)~2/14(木)


●キネ旬外国映画ランキング1位 ニーチェの馬

サロンシネマにて  2/16(土)~3/1(金)


●キネ旬外国映画ランキング2位 別離

シネツイン本通りにて  2/9(土)~2/13(水)(5日間限定公開)

※イラン映画で初めてアカデミー賞外国映画部門を受賞したこの作品。イスラム教って名前は知ってるけれど、どのくらい詳しく知ってる?そんな部分でもこの映画はランクインしたのではと思ってしまいます。フィクションなのだろうけど、今のイランの社会状況を生々しく描いているように見えます。世界各国で問題になっている年老いた親の介護という社会問題、しかし背くこと・破ることは絶対出来ないイスラム教・コーランの絶対性。予告だけ見るとある夫婦の離婚がこの映画の筋として見えるけれど、それは太い幹が見えているだけで、実は周りの枝葉にはイランという国が抱える問題が隠れていた。
そして結局誰が悪いの?と考えてしまう映画。ただこうした社会問題を考える映画なので、見てて面白いものではないかも。ただイスラム教ってこんなのなのだと勉強する上ではすごい教材かもしれません。その際はイスラム教について解説されたパンフレットなどがあるとさらにいいんだろうけどね。


●キネ旬外国映画ランキング5位 ミッドナイト・イン・パリ

シネツイン本通りにて  2/2(土)~2/8(金)(1週間限定公開)

※ アメリカの売れっ子ドラマ脚本家 ギル・ペンダーは日々の忙殺を解消するために婚約者のイネズとパリへやってきていた。小説家へ本格的に転進しようとしている彼に、パリの夜は魔法をかける。午前0時、スモークが立ちこめ、気付くと彼は1920年のパリにいた。ダリにピカソにヘミングウェイ。世界が知る芸術家達に直接ギルはアドバイスを受けていく。さて彼の小説はどう変化していく?芸術にそれなりの知識があるともっと楽しめるのかもしれないこの映画、ウディ・アレン監督のシュールレアリズムを是非。


●キネ旬文化映画ランキング1位 ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳

横川シネマにて ~2/15(金)

※「報道写真家 福島菊次郎」 この方の名を聞いたことはあるだろうか。 反マスコミであり、今までの活動がとても特別である写真家であるため、全くマスコミが取り上げなかった方。
映画内容は、タイトル通り、嘘、隠蔽されていた様々な事を福島さんの活動の歴史とともに流していく。
広島に生まれ広島で育った自分が、ヒロシマについては実はマスコミによって作られていた事実をそのまま鵜呑みにしていたのだと気付かされたのは衝撃でした。
ところでこの映画は3.11が無ければ祝島の原発についての映画で終わっていたはず。だけれども東日本大震災が起きたため、福島に福島さんが出向き、独自の視点で写真を撮った。マスコミによって様々な写真映像が全国に流れたけれど、福島さんの視点で撮られた写真はやはり一味違う。そんな意味でも是非。そんな福島さん、2013年に3.11を踏まえた写真集を出すとか。期待です。


詳しい上映時間などはHPを参考にして下さい。

サロンシネマ・シネツイン http://www.saloncinema-cinetwin.jp/

横川シネマ http://yokogawa-cine.jugem.jp/


とりあえず桐島を去年見損なってしまったので、今週来週で観に行きたいと思ったり。

(原作読んでから…って思って気付いたら公開終わってるってパターンはもう卒業です。今ではさよならドビュッシーが該当)