地方者の映画ブログ-永遠の僕たち

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2011年公開 アメリカ映画 90分
原題:Restless 年齢制限 無


監督: ガス・バン・サント
脚本: ジェイソン・リュウ
出演:ヘンリー・ホッパー、 ミア・ワシコウスカ、 加瀬亮 etc
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登校拒否で葬式巡りが趣味の少年は、余命数ヶ月の少女に出会う。

死に向かって生きていく少女は、死について、様々な角度から見つめていく。

少年には、自分にだけ見える日本の特攻隊の幽霊がいる。


死を体験した人、死を味わった人、死をこれから向かえる人。


死を考えることにより、生について考える短くて長い少年少女の3ヶ月。



公開日にでも観に行っておけばよかったと思うくらいの作品。

評価は★★★★☆


日本映画ドラマでは見れない加瀬亮の英語とその容姿を観に行こう。








ネタばれとか色々 ↓








加瀬亮について


アメリカの映画に加瀬亮。なぜ。アメリカの監督はなぜ加瀬亮に目が止まった?とか考えていたら、

ガス・ヴァン・サント監督と加瀬亮はもともと知り合いであったらしく、この映画製作にあたりせっかくだからと声がかかったらしい。(でも、この監督とどのように知り合ったのか、硫黄島からの手紙?じゃあ二宮くんに話が行くはずでは・・・


アメリカの映画であるため、もちろんセリフは英語。

で大丈夫かなーとか思ったら、加瀬亮さん、7歳までワシントン州ベルジューで育ったとか。

こんなんなので英語も結構すごいものかと思ったが、本番中結構英語で共演者がアドリブ入れてくるため、大変苦労したとか何とか。


神風特攻隊で散った タカハシヒロシ役の加瀬亮、元特攻隊の隊員の方に話を聞きに行ったとか。

カミカゼなシーンはなかったが、どこかさびしげな表情に活かされていたのかも知れない。





ストーリーとかについてもろもろ



まずは、アナベル役のミア・ワシコウスカ が可愛い!!

最近、ガンとか闘病記とかの映画を見すぎてて頭がおかしくなってしまいそうだが、これだけは真実である。

アリスインワンダーランドに出ていたようだけれど、ショートカットが可愛すぎて、この映画でやっと存在に気づけた気がする。(ショートカットガッキーには敵わないかもしれないが


脳腫瘍、脳のガンで、腫瘍が出来再発。余命3ヶ月。

ショートカットは、抗がん剤で髪の毛が抜けて、生えかけてきたって事の証しとしての役作りだったのだろうか。


そんなことを思いながら、見ていると、10.31のハロウィン。彼氏のイーノックがカミカゼのコスプレをしている中、アナベルは今風の着物に黒髪のショートのカツラ、そこに花かんざし。

欧米人の日本人コスプレってすごい。

可愛かった。これだけで観に行った価値があった。



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今更追記

DVDがもうセル・レンタルが始まっていますが、この映画のwiki見ると、アナベルの吹き替えを坂本真綾がやってることを今更知る。

今度DVD借りて聞いてみようと思う。

てか、今までの外国映画の吹き替え色んな有名声優がやってることもあるんだよね。

字幕派な自分ですが、吹き替えもたまにはいいなと思ったのでした。

あ、TIMEを含め、俳優やアイドルが吹き替えしてる映画は別にどうでもいいです。

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・・・ストーリーに全く触れてない。



この映画は

両親がともに自動車事故でなくなり、自身も臨死体験をした少年、実際になくなった神風特攻隊の幽霊、これから死を迎えようとしている少女たちが3ヶ月間で生きること、死ぬことをお互いに笑いながら支えながら時にケンカして、過ごす映画。


立場の全く違う三人がそれぞれの立場から意見をいう。


でも個人的にはイーノックの 死とは無。であるというのに同調する。

(キリスト教系のアメリカでは結構これはすごい意見のような気もするけれど。)


だけれども亡くなった後、故人を忘れないための工夫は大事。

エンディングノートというわけではないけれど、自分の死後について記録しているからこそ、ああしたお葬式に慣れるのではなんて思う。

日本は喪に服すのが礼儀だけれど、この映画を見る限り、アメリカでは白黒がお葬式の服ってわけでもないようだ。死は、特に病死は、悲しいものだけれど、でも不幸せなものなのだろうか。

残りの時間が分かったとき、特にアナベルは、精一杯生き、楽しめたのではないだろうか。


身体の痛みを和らぎ、残りの時間を有意義に過ごすことが、医者の終末医療ならば、心の痛みを和らぐようにして、支えてあげるのが周囲の友人・家族の出来ることなのではないだろうか。


そんなことを思う。



ところでガス・ヴァン・サント監督、日本の神風特攻隊についてしっかり調べており、見事にこの映画に盛り込んでいた。1941年に学校を主席で卒業したタカハシヒロシ。神風特攻隊として出撃。


出撃前には自分の恋人に手紙を書いて送っていた(母親へ送っていた場合もあるのだけれど)

ことまで調べており、エンディングでその手紙を披露。この演出はすごかった。

ヒロシマ・ナガサキの映像まで盛り込んでいたため、それなりの考えがあるのかもしれない。


日本以外にアメリカとフランスで公開のこの映画。アメリカの内陸部では未だにに原爆がどのようなモノか知らずに、戦争を終わらせるために必要であったと考えている人もいるらしい。

そんな人たちにもこの映画を観てもらいたいなと感じます。


最後に、イーノックが ヒロシ という単語を言ったとたん アナベル は、日本人!?と分かった設定。

そんなにヒロシは有名なのか。世界的に有名なヒロシだれだ。春日部のあのヒロシ しか自分は思い浮かばなかった・・・





【関連作品】

アリス・イン・ワンダーランド [DVD]/ジョニー・デップ,ミア・ワシコウスカ,ヘレナ・ボナム=カーター

ティムバートンにジョニーデップでアリス!

なのに・・・

ミア・ワシコウスカはしっかりチェック!


ブッダ全12巻漫画文庫/手塚 治虫

兎になり、人間による狩りで矢があたり、身体が熱くなり、これが死・・・

シッダールタが死について学ぶシーンがとても記憶に残っています。


あゝ同期の桜―かえらざる青春の手記 (光人社NF文庫)/著者不明

死者は敬うべきなんだ!
というイーノックの台詞から靖国について色々考えてしまいます。