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2011年公開 日本映画
70分 年齢制限 無
監督: 高垣博也
出演:安斎 育郎・小出 裕章・深尾 正之
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今年の8月とある芸能人がtwitterでつぎのようなことをつぶやいていたため、ちょっと話題になった。
「生命保険会社に勤める知人が、「最近、ガン保険のCMがなくなったと思わへん?」と。
理由を訊いたら、外資系には共通の資料が回って来て、原発事故後のガンの発症率が上がったので売り止めがかかってると。特に0~6歳の子供達の被爆が指摘されてて、北海道~関西圏が汚染地域として指定されてると」
原子力発電でミスがあったら、被曝が待っている。
福島原発の問題が発覚し、フリーの映画監督 高垣博也さんをはじめさまざまなフリージャーナリストが何かできないものかと、少ない予算と限られた時間の中で、この「バベルの塔」を作った。
原発を長年に渡り研究してきた専門家たちを含む20人に及ぶ証言者、10時間を越える取材テープを元になぜ反原発を唱えるか、真実を浮かびあがらせる。
12/8(木) 広島で緊急上映決定!なんてポスターを見てしまい、ぜひともいかなければと思い会場に足を運んだ。
2011年3月11日に東日本大震災が起こり、福島原発が爆発し、放射線が出て、半年以上経ってもまだまだ課題解決の方針さえもたっていない。
それに対して、映画業界では、核兵器や原子力発電に関連するさまざまな映画が公開されてきた。
(どんな映画かはamazonの説明を参照してくださいw)
- カウントダウンZERO [DVD]/ミハイル・ゴルバチョフ,ジミー・カーター,トニー・ブレア
100,000年後の安全 [DVD]/T・アイカス,C・R・ブロケンハイム,M・イェンセン
- 祝(ほうり)の島 原発はいらない!命の海に生きる人々 [DVD]/ドキュメンタリー映画
- 六ヶ所村ラプソディー [DVD]/ドキュメンタリー映画
「バベルの塔」はこれらの映画とはちょっと違う。原発の危険性を証言から諭すだけではない。
証言する人たちは、テレビ新聞などメディアには出てこない人ばかり。
専門家・学者もメディアお抱えのいわゆる御用学者でもない。
京都のコミュニティFM で 環境市民の方が言ってたこと。
メディアが放送しないことを私たちは放送しよう。本当に伝えなければならない真実を放送しよう。
この言葉に尽きる。
お金、利権、メディアはスポンサーがあるからこそ放送するニュースがあり、放送しないニュースもある。
放射性物質が3.11直後風下に流れていった。
3.11以降現在もCMがあまり流れていない、東京電力お抱えの企業および大株主の企業。
(3.11以降CM見なくなったなぁなんて思った企業がそれ)
原発から14kmに位置する酪農家の現実。
放射性物質を浴びた牛たちが、自由気ままに放射性物質を浴びた草を食べる、のどかな風景。
もちろんこの牛たちは出荷されない。出荷されないためもう酪農家は牛たちが死ぬのを待っている。
手作り間がハンパないが、訴えていることは↑の映画レベル。
知らないだけではすまされない。
全国を順次回っているこの映画。色々な施設や機関のリーフレットをチェックしてみてください。
そういえば東電福島原発の元所長さんが体調不良で入院し、その後食道がんと判断されたが・・・
原発との因果関係は否定しているが、これからこんな人たちどんどん出てくるのだろうか。
ううむ。
どこかで、放射性物質浴びた杉の花粉が2012年春に舞うなんて話をしている人がいた。
それが真実かどうかは分からないが、25年経ってもチェルノブイリは忘れられていない。
今年一年だけで終わらせる問題ではないことは確かです。
