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- 2011年公開 アメリカ・中国合作映画 104分
原題: Shanghai 年齢制限 PG12
- 監督: ミカエル・ハフストローム
脚本: ホセイン・アミニ
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- 中国とアメリカが共同で作ったこの映画。太平洋戦争が勃発する直前の上海が舞台。
- この当時、上海は東のパリと呼ばれ、各国の租界があり、さまざまな情報とモノが集まってきたのである。
- 日本の俳優からは、渡辺謙と菊地凛子が出演。評価は★★☆☆☆
設定は↑のようなものであるが、フィクションなのかノンフィクションなのか、日本はこの製作にはかかわってないようなので、なんともいえない。
日本の宣伝には渡辺謙と菊地凛子の二人ががんばっているが、主役はジョン・キューザックとコン・リーであるように見える。渡辺謙は主人公にとって敵とも味方ともとれる存在で、菊地凛子はなぞを握る女として出演。しかし出番も台詞もそこまでなし。
ネタばれで色々書きますが、日本で公開する意義が見出せない映画かも。
以下ネタばれ↓
見終わったあと、日本人としてはなんともいえない感情が出てくるかもしれない。
コン・リーの両親は南京大虐殺で殺されたということや、日本兵が中国人スパイを日本刀で首をはねるシーン、その他上海は日本が占拠しているシーン、日本兵がレジスタンスを銃撃するシーンなとなど。
日本の蛮行が映画のいたるところで描写されている。
これは中国アメリカの日本人が悪であるというイメージの植え付けであろうか。
ラストに近いシーンでも、ジョン・キューザックとコン・リーが上海を出国するきっかけとなった真珠湾攻撃についての描写はあるが、その報復ともいうべき原子爆弾についての台詞・シーンは全くない。
太平洋戦争を終わらせるための原子爆弾という言うならば、太平洋戦争の終結についても言うべきなのだろうがそんな台詞回しもなし。日本は敗戦国、製作した中国アメリカは戦勝国その違いなのだろうか。
渡辺謙と菊地凛子がこの映画に出演しているが、内容を知っていたならば日本人ならば絶対出演拒否したであろうと思う。そう信じたい。こんな一方通行の映画ありえない。
日本で公開する時点でもおかしいと思う。
国それぞれでの視点の解釈があるだろうが、ドイツや日本もこの映画に出てくる、ならばその国の解釈も必要だったのではと大いに感じる。
さらには国レベルのスパイや何やかんやといってる中で、恋愛感情が一番大きな部分を占めていること。ちょっとありえないです。
こんな一方通行の映画は初めてであるのでこの評価。
☆2つなのは、各俳優人のすばらしい演技とコン・リーが大変良かったということで。
太平洋戦争とか大東亜戦争とかそんなことを書くと沸いて出てくる方がいらっしゃいますが、それだけではない評価がYAHOO映画に出ていたり。個人的にはこれしっかり読んでから見に行ったら、こんなどんよりとした気持ちにならなかったのに。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id339308/s2/p0/or1/ds2
- 【関連本】
- 上海 夜遊び地図/著者不明
- 映画とは全く別に急成長の中国を支える主要都市 シャンハイ。
- 遊びに行くなら、この本片手に行ってみたい。
