京都「えき」美術館にて | 箕面発メディカルアロマテラピーで作る楽しい暮らし
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行ってきました。京都まで。

珍しく娘が一緒です。

伊勢丹の中の美術館ということで

ショボイかな?なんて

ちょっと思っていましたが

14歳の頃描いた油画から

晩年に至るまで

なかなか、見応えがありました。



フランスから奥様へ宛てた

手紙が幾つか展示されていましたが

本人直筆の封筒や手紙を目にすると

もう、ぐぐっと、ぐぐぐっと

来るものがあります。

ビッシリ書かれた手紙には

イラストが入っていたり

フジタらしさが溢れています。


今回、猫の描かれた作品は

少なかったのですが

裸婦像は、数点あって

フジタ独特の乳白色の美しさを

楽しませていただきました。

フジタの作品だけでなく

同じ時代に活躍した画家の作品も

展示されていたのも良かったです。

エコール・ド・パリの寵児

フジタならでは、交流のあった画家

影響を受けた画家も

錚々たるメンバーです。

ピカソ、アンリ・ルソー

モディリアーニ、パスキン

キスリング、ローランサンなどなど

スゲ~!としか言えません。


こうした凄い画家の

特徴を捉えて描いたフジタの絵が

ルソー風、ピカソ風などとして

ズラッと展示されていて

思わず笑っちゃいました。


ポストカードとかパンフレットなど

どの展示会でも販売されていますが

実物と比べると、もう…

ショボくてやんなっちゃう。

当たり前だけど、実物

「いいよねぇ~!」

と言って帰って来ました。

嗚呼、ため息!



Rutile* 森 真紀