中学受験の国語入試で出題される作品は、直近2年以内に発刊された作品というトレンドがあるようです。
もちろん学校によって様々ですが、
人間関係をテーマにした作品は、割と出しやすいのかなと推測されます。
2024年度入試で、複数の学校が出題した作品を読んでみました。
村上雅郁「きみの話を聞かせてくれよ」2023年4月
駒場東邦、立教女学院、横浜雙葉、栄東、海城、大妻、学習院など
多くの学校で出題され話題になりました。
短編でテーマも文章も読みやすい本です。
大人のわたしは、実際に同じ経験はしていないけど、わかる、懐かしいといった感覚です
子供には初めての場面が多かったと思いますが状況を質問してきたり、自分だったらと置き換えたり、
どの子が自分の性格と似ているとか、親子で感想を言い合って楽しみました。
いろんな感情があって面白いね、表現の仕方も色々だね、という感想でした
本が好きな子は低学年からでも読めると思います。
もう一冊気になっているのは、
如月かずさ「給食アンサンブル2」2022年10月
本郷、青山学院中等部、栄東東大 などで出題されています。
GW後半で読めるかなたまには読書もいいですね。