急死した義父のお話です。
嫁・まめこの記録です。
暗い話や死についての記録になります。
苦手な方はスルーしてください。
我が家は少々複雑な家族関係でして
義父は自宅から車で5分の
内縁さんのアパートに住んでいました。
んで、日々仕事場である
自宅と自営の事務所に
通っていた訳です。
お正月から何も変わったことなく
日常を過ごしていた2月なかば。
ある日の明け方に
義父の内縁さんから旦那に電話がありました。
確か明け方4時半くらいだったかな?
寝ぼけながら電話の会話を聞いていると、
義父が変だ、おかしい、具合悪そう
とりあえずアパートに来てくれ!
という内容の様子。
旦那と相談して
子ども達は旦那に託し
私が状況を見に行く方がいいかと判断し
ザッと着替えてアパートに向かいました。
アパートに着いて
寝室で横になっている義父は
明らかに様子がちがいました。
左マヒあり、右手の不随意運動、
言葉は発するが呂律が回ってなく
こちらの呼びかけになんとか返事をするくらいで
あ、頭だ。と判断し搬送を決断。
私が様子を見る間も
ワタワタと訳のわからん事を言いながら
慌てふためく内縁さん。
内縁さんに頭だと思うから搬送するよ
と説明するも、ひたすら慌てふためく。
住所わかるもの出して!というも
なかなか出てこないし通じない。
アパートの住所が書かれている
年賀はがきを発見したので
それを見ながら119番通報し救急要請しました。
要請後、病院行くから保険証持ってと
内縁さんへ指示を出し
救急車は5分ほどで到着しますとのことで
アパートの前の道路へ行き
救急隊を誘導しました。
部屋の中へ案内して
私が内縁さんから聞いた内容と
私が来てからの状況を説明しました。
旦那に電話するまで1時間ほど
様子のおかしい義父を
なんとかしようとしていたらしい
3時過ぎには義父は唸っていた模様で
内縁さんが気付いてから時間はしばらく経ってた模様です。
失禁もしてたらしくズボン取り替えたりとか。
それをしても変だから旦那に電話してきたという話でした。
救急隊が来て搬送準備に入っても
まだわけわからん事してる内縁さん…
1人で残しても行けないので
救急車へ私と内縁さんが同乗しました。
救急隊員さんが
頭が原因と思われるのでA病院へ連絡してみますと。
だが残念ながらそこは受け入れ不可との返事でした。
次はB病院へ連絡してくれ、
受け入れ可能となり搬送となりました。
既往歴は通風くらいしか嫁は知らない。
内縁さんは健康診断で
いくつかの項目で引っかかっていたらしいが
頑固な義父は通風以外は何もしてかなった模様でした。
車内で血圧測るとバカみたいに高く、
心電図モニターでもafあり
義父は返答する時と
しない時も増え始め
病院到着してすぐに検査へ行きました。
MRIなどの検査の同意書は嫁が署名
内縁さんはあくまで内縁
こういう時はサインできません。
義父の娘である義妹ちゃんも
B病院へ来てくれました。
心強かった…
しばらく待ってドクターから説明
心原性の脳梗塞であると。
発症した時間がはっきりわからないから
治療できるゴールデンタイムは
過ぎていると思われると。
一か八かでA病院へ行けば
梗塞している血栓を取り除く
カテーテル治療ができるかもしれない。
向こうの病院へは連絡してあり
受け入れしてくれるとのこと。
妹ちゃんと話し合って
良くなる可能性が少しでもあるならば
再搬送をお願いしますとお返事しました。
そこからはバタバタと動き、
義父は当初のA病院へ再度救急搬送決定。
搬送前に、義父に会えました。
どんどんと意識レベル下がってる…
怖くて不安でした。
聞き取れませんでしたが、
この時はまだ声を出して
何かを話そうとしていました。
この時が義父の声を聞いた最後です。
内縁さんを救急車に同乗させ
私と妹ちゃんとでA病院へ向かいました。
子どもたちを学校と保育園へ送り出した旦那ともLINEで連絡取り合い、
A病院で待ち合わせる事にしました。
A病院で同乗した内縁さんと
旦那ともやっと合流しました。
B病院さんから
画像のデータも送ってくれていて
追加でいくつか検査した模様です
そしてドクターからの
病状説明が始まりました…
続きます。