第二次世界大戦中、武器を持って戦う前線の戦士たちを後方支援するもうひとつの戦いがあった。ラジオ放送による「電波戦」。ナチスドイツが行うプロパガンダを手本に「声の力」で戦意高揚や国威発揚を図り、時には虚偽の情報を発信して敵を攪乱させる。行うのは、NHKの前身である社団法人日本放送協会とそのアナウンサーたち
去年の夏に放送された事実に基づいたドラマ。放送の終わり頃に気付いたので見れませんでした。何年か前の『しかたなかったと言うてはいかんのです』みたいに、日本の姿勢に疑問を投げかける作品がNHKで作られるのはいいですね。これからも公共放送として、どの方面にも忖度せず情報を伝えてほしいと思いました。
この地図は実際にドラマ中に出てきたものですが、見づらいですが黄色い丸は戦時中に満州や朝鮮や東南アジアに開設された日本のラジオ局です。インドにも作ろうとしてました。ここからの放送で現地の敵兵に降伏を呼びかけたり、嘘の情報を流したり、現地住民を日本人化しようとしていたそうです。自分の国だけにいればいいのに、何で広げようとするかね、、と私なんか思っちゃいますけど。
この地域って長年に渡りヨーロッパやらアメリカやら日本やらいろんな国にいいようにされて、甚大な被害を受けて本当に迷惑ですよね。
ドラマ自体は森田剛さん素晴らしかったです。元ジャニーズって感じはしないですよね。他の俳優さんたちも上手い人ばかりでした。実際のニュース映像が使われたのも良かったです。
*星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星新一は読んでたので楽しみにしてたのですが、放送時は3つくらいしか見れず。一話15分なので今回は全部見ます。
1960〜70年代によくこんな話を作れるな〜