少し前の記事ですが、
渡辺佳恵さんのブログ「”ダメ”探しをしない」
渡辺佳恵さんは、『CanCam』ブームの立役者、
ファッションディレクターで、現在は独立され、
多岐に渡り活躍中、40代の美を持つ女性です。
(・・・って、勝手にブログを読んでいるだけで面識は
ないのですが)
彼女のブログを一部抜粋すると・・・
仕事にしても、
人間関係にしても、
完璧なんてことはなく、
不安や不満は必ずある。
でも、くだらないプライドや臆病さが顔をのぞかせて
”ダメ”を探してしまう。
そんなことしても何の意味もないのに、ね。
ということにようやく気付いた最近、
とにかく心をハダカにして
”ダメ”探しをせずに、とにかく素直に前向きに
仕事や人と向き合うようにしてみたら、
すごくいい関係が築けるようになるんだなあ~を実感してます
”ダメ”探しをすることが
何の意味もない、とは思いませんが、
自分のダメなところ、なおさなきゃいけないこと、
そこに焦点を当てていると、人間、心がすさんできます
ダメな部分で、修正可能な部分や、
仕事上、修正しなきゃいけない部分などもあると思うので、
要は、バランスなのですが、
人は、ダメ出しばかりされると、本気でダメになる
・・ということを実感しました
私は本来、わりと自分にダメ出しをする性格で、
何かあったら、わりと客観的に「あ、ここは自分のせいだな」とか
考えるタイプなので、ほっといても、自分反省会を開催するのです。
ただ、「モノは言いよう、捉え方次第」で、言語マジックなども
信頼しているので、最終的には、自分の都合のよいように編集して、
前向きに生きていました。
たとえば、些細なことに不満を持ちがちな自分がいて、
周囲の人は、特に不満を感じていなくて、なぜ、自分だけ?
と思ったりしたとき、言語マジックを活用して、
「そうだ、私は不満解決型なんだ!
不満を不満として挙げるのではなく、提案すればいいんだ」
とか、頭の中で切り替えるタイプでした。
ところが、以前在籍した会社では、
とにかく、自分の気づかないダメな部分を、どんどん指摘され、
できることは全く評価されず(できて当然)、
できないことに関して、ガンガン攻められる、パワハラまがいの罵倒を浴び
「ああ、自分はダメな人間なんだ」と負のスパイラルに陥り、
いろいろあって、ここにいてもダメになるだけだなぁ、と退職
もちろん、怒られることで悔しさを感じ、それをバネに伸びるタイプもいる。
でも、自分はそーいうタイプではない。
でも、その会社にいると、そーいうタイプはダメ人間の烙印を
押される雰囲気満載で、ストレスの日々
人は、それを「逃げ出す」と呼ぶのかもしれないけれど、
自分が自分らしくいられない場所を逃げ出してもいいと思う。
弱者の言い訳でもなんでもなく、そう思う。
だって、大人は自分の場所を選択できるのだから。