●日本語版サイエンスのホームページが縮小、
唯一のスポンサー企業が撤退
サイエンスの日本語版ホームページはこれまで、
田辺三菱制約のスポンサーシップで運営が行われて
きたが、3月末をもってスポンサーから撤退してしまったことから
日本語翻訳の提供などができなくなってしまったという。
記事は、
「企業の間では昨年来の世界的景気後退の波を受けて、
広告費などを大幅に削減する動きが続いており、こうした
動きは学術専門誌の運営にも少なからず影響を及ぼしつつあるようだ」
と締めくくっている。
日本語を話す人々は、概算で日本の人口と同様数の1億2千万人。
世界の共通言語は、英語。
日本語に翻訳されていない情報もネット上には
たくさん存在するから、単純に考えて、
取得言語が日本語だけの人間(たとえば、私)は
圧倒的不利?
これからの時代を生き抜いていくのに
必要な要素は、英語。
だからこそ、小学校の教科にも英語が導入される
結果になったのだろう。
私は英語が話せないし、読めない。。。
義務教育で6年間、学習したにも関わらずの典型的な日本人。
そんな日本人が「言語の壁を乗り越える」には?
以前、「原丈人さん
」という記事を書いたが、
たしか彼が、同時通訳機みたいなものを開発する、
と対談で話していた記憶があるので、
一般企業にも気軽にリーズナブルに導入される時代を
待とうと思う。(他人任せ、技術頼り私)
ところで、コミュニケーション(直接対話)の場面での
言語というのは、あまり役立たないものである。
これは、仕事を通じて痛感したことで、
同じ日本語を話しているのに、どうしてこんなにも食い違うのか?
伝達できないのか?意図を汲み取ってもらえないのか?
・・・という苦くて痛い経験をしたことがある。
この経験から、言語コミュニケーションの伝達率は3%くらい、
という勝手な認識を持っていたところ、なにかの記事で、
それを裏付ける実験結果があると知った。
似たような話題(?)で、竹村健一氏のサイトにも
「世界の要人たちとのコミュニケーションでも言葉は7%の印象しかない」
という記事が掲載されていた。当然、こちらのほうが説得力ある内容ですね。
http://www.dailytimes.jp/takemura/2009/04/post_28.html