田中香津奈氏のサイト
より
このサイトの「なんでも日経記事」コンテンツは、
日経新聞からピックアップした記事をわかりやすく
記載してあり、経済オンチの私でも理解しやすく、
よく拝見しています。
麻生首相は、将来の成長の柱となる新たな「三種の神器」に
●太陽電池
●電気自動車
●省エネ家電
を挙げたそうです。
対策では「環境」を切り口に、
省エネ製品の普及促進と消費刺激を
見込んだ購入補助策を打ち出しているとのこと。
4月21日の記事
●日立の「エコ冷蔵庫」不当表示
を読むと、
不当表示で公正取引委員会から排除命令を受けるものの、
対象の冷蔵庫は半年間で15万台を販売したヒット商品。
消費者もエコ商品の購買意識が高まっているからこその
ヒットにつながり、それを狙った誤解を与える不当表示は
厳重に審査する機関が必要になってくると思いますが、
この記事からも、たしかに消費刺激は見込めそうです。
国も減税措置など補助対策に介入、
本格的なエコビジネス到来ですね。
産業界の人々(・・・というより法人として、かな?)は、
このような国の政策を見込んで、生産・供給していく。
減税対策や補助をしてもらえるということは、
バックアップしてもらえる。つまり、多くのお金が流れる。
この部分を活用してビジネス市場に乗せられれば
成長率が変わるから、
立法を司る「政治」と「企業」は切れない縁のような
関係性が存在するのだと思います。
政治が、
どの分野の産業や企業を意図的に成長させるか?
・・・というのを考え決定していくので、その流れに
乗ろうと考える企業が多いのは、当然に近い構図なるのだと思います。
それが、途中まで機能していたけれど、今は少し薄れてきている。
薄れてはいるものの、構造が残っているので、まだ続くのでしょう。
そうすると、今後の日本はどうなっていくのでしょうか?
NPOなど利益目的ではない団体が増加してくるように思います。
今の若者は、不自由した生活を送ったことがないので「お金」という価値基準で仕事を選択する人が少ない。これはニートやフリーターを選択する遠因だと考えます。NPOなどの団体であれば、結果が全ての厳しい企業と違い、各NPOが掲げるテーマに共感し、役立っている感を甘受しながら働ける、そんな気がします。