しゃかい-しゅぎ ―くわい― 4 【社会主義】
〔socialism〕
(1)
本日夜のテレビで
社会主義は、生産と分配が確定された
キューバ革命により、
アメリカによる経済制裁(ケネディ時代)を受け、
今も貿易を認めない、という制裁を受けている。
Q:アメリカの経済制裁で困っていることは?
とインタビュー映像を2本流し、
困っているようには見えない、とアナウンス。
それは、キューバ方式
<政府の政策:知恵と工夫で自給率UP>
①有機肥料の開発
食料自給率が80%、野菜は100%
もともと、
ミミズを研究
③医師を海外に派遣し、原油を安く購入
医師を2万人派遣、原油を4割安で売ってもらう、
〔socialism〕
(1)
資本主義の生み出す経済的・社会的諸矛盾を、
私有財産制の廃止、生産手段および財産の共有・共同管理、
計画的な生産と平等な分配によって解消し、
平等で調和のとれた社会を実現しようとする思想および運動。
共産主義・無政府主義・社会民主主義などを含む広い概念。
(2)
(2)
マルクス主義において、
生産手段の社会的所有が実現され、
人々は労働に応じて分配を受けるとされる共産主義の第一段階。
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(外務省のサイトより画像を拝借致しました)
本日夜のテレビで
キューバ(社会主義国家)
から日本が学ぶことがあるのでは?
という特集が放映されていた。
キューバといえば、、
革命50周年、チェ・ゲバラの映画で何かと
話題なので、テレビでも特集を組んだのだろう。
さて、日本人レポーターがキューバ訪問。
昼間の街中で男性が集まって、
何か言い合う場面に遭遇。
カメラがあるとマズイのでは、、、と
意味深なアナウンスをしつつ(テレビの定番ですね)、
実は、野球談義をしていた、というオチ。
そして、「のんびりした国民性」と
アナウンスしていたが、
アナウンスしていたが、
社会主義は、生産と分配が確定された
公平な国、というのが前提だから、
一生懸命働いても、給与UPなども見込めないし、
つまりは、その国が取る体制が国民性を決める、
ってことで、のんびり、で要約する強引さに
違和感を覚えてしまいました。
さて、次は経済の話。
キューバ革命により、
アメリカによる経済制裁(ケネディ時代)を受け、
今も貿易を認めない、という制裁を受けている。
Q:アメリカの経済制裁で困っていることは?
とインタビュー映像を2本流し、
・材料がないから本も出版されない。
・困ってるけど、困っても仕方ないわ。
・困ってるけど、困っても仕方ないわ。
困っているようには見えない、とアナウンス。
その理由は、独自の社会システムが
機能しているから、と続く。
社会主義なので
食料→「配給ノート」で割り当てられた分を支給
住居→政府から支給
仕事→国から。月給1500円
医療・教育費→無料
住居→政府から支給
仕事→国から。月給1500円
医療・教育費→無料
・・・という他国の社会主義と同様の
システム(国家体制)だが、
Q:なぜキューバだけ生き残れたのか?
と番組は展開する。
それは、キューバ方式
<政府の政策:知恵と工夫で自給率UP>
①有機肥料の開発
食料自給率が80%、野菜は100%
もともと、
エネルギー・食料、70%をソ連から輸入していたが、
ソ連崩壊がキッカケで、輸入できなくった。
ソ連崩壊がキッカケで、輸入できなくった。
そこで、国は、有機肥料の研究開発費を投じた。
ミミズを研究
↓
有機肥料の大量生産
↓
作物の収穫高の拡大
②生産者の給与を倍に。
次に、生産者の給与UPを決めた。
すると、当然ながら、農業志願者が増え、
自給率がUP。
日本は逆路線でしたね。儲からない農業から
工業へとシフトしたから。
③医師を海外に派遣し、原油を安く購入
医師を2万人派遣、原油を4割安で売ってもらう、
という構造をつくり、現在は、世界で94ケ国に派遣している。
医師不足の国は、まだ多くある。
医師不足の国は、まだ多くある。
キューバは教育費が無料、希望すれば、
誰でも学校で勉強できる。
そのシステムを上手く活用しているのだ。
・・・・・
テレビは、いろいろ誇大放映、
個別解釈をする嫌いがあるが、
・事実だけを汲み取る
・取捨選択をする
と、自分なりの基準を持ってみれば、
スピーディな情報収集と
わかりやすい説明で、役立つのね、改めて思った。